2009-01-01から1年間の記事一覧

今年をふりかえってみると、まあだいだいいつもそんなふうに思うものかもしれないけど、それでも記憶や感覚の妙に遠く離れたものごとに対峙しているかのような距離のあり方からして、とても困難な一年だったと思う。これまでのことの積み重なりで育まれてき…

BS2で再放送していたプラネテスがついにおわってしまった。これの前に放送していた蟲師からの流れで見始めたけれど、これまたもんのすごく面白くて、また回を重ねていった後半には人間の内面への深いえぐり方がとても迫力ある映像、台詞で描かれていて、見て…

空中キャンプさん(id:zoot32)の「2009年の映画をふりかえる」に参加します。それにしても出版まですごいですね。私は今年はじめてカポーティとかサリンジャーとか読みましたが(それでちょーすごいと思った)、これはまあ村上春樹の翻訳という点もあるけれど…

IKEAで星が買えた。 電池式。帰りの車の中でさっそく窓に貼って遊んだ。 最近は生理になると体の中核らへんがいわゆる生理痛というので痛くなる。だいたい一日目がひどく生理痛がきて、二日目はなんだかよくわからんがお尻のお肉だか筋肉あたりだかがしばら…

しばらく書いていなかった。そんでまたこんな風に書いたりする。その間に何があったかな。渋谷に空気人形のティーチ・インに行き是枝監督とARATAの話を聞いた。考えてみると、映画監督の人の話を生で聞く機会はこれまで得たことがなかったかも。音楽はライブ…

こないだ図書館へ行ったらようやく『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』があった。イギリス旅行から帰ってきてから図書館へ行くと、それまでいつもだいたいそろっていた村上春樹の本がごっそりなくなっており、それはまさしく新刊に世間がわい…

BS2で小津安二郎の映画を三日続けてみるも、どうしても途中でねむくなってねてしまう。まあいつもお昼過ぎにはねむくなるから決して映画のせいではないわけだけど、みょうにおちつきはらった心地になってしまうからか、寝ることが許されるかんじに誘われてし…

10月3日、北海道旅行3日目。ホテルを7時半ころに出発、旭川へ向かう。その車中で朝食。六花亭で買った「十勝豆パン」は酒粕のほのかなかほり。豆ももりもり入っている。たしかこれで90円くらい。なんつうすばらしさ…。そこらで売ってるパンよりなにより一番…

こんなぐあいに私はたいていなんでも三日坊主的になげだす格好になってしまうことがおおおおおおいい。だいたいすぐそれよか寝ることを選択しているような。それでも三日坊主をなん期間もつづけると、あとからみたとき連続性が生まれていないこともない。ま…

10月1日寝台列車の北斗星にのって北海道、札幌へ。部屋はB寝台のツインとかなんとかで、ベッドが横並びになっている。そなえつけの浴衣はJR柄。浴衣苦手なのできてないけど。大宮駅を19時半に出発(始発は上野)、夜ごはんは買っておいた駅弁を食べ思いのほ…

どうにかようやくかかってイギリス旅行の思い出写真本を昨晩完成に近づけさせた。ま、表紙と終わりは結局未完なまま…。そこらへんはもうすこし創作が必要として、まあ年内にはできあがるはずだ。めんどうだったので無印のノートを使って写真を切って貼って文…

日曜日は母のつきあいのつきあいで下北沢へ行った。という話をしっかり書いたらまちがってページごと消してしまった。やってしまった。よくない。むねん。 要約すると、久しぶりで恐らくライブのために訪れていた17歳ぶりで改めてこうゆう街だったんだなあと…

故障したαSweetIIは結局新品と交換、しかも28-80mmのレンズもセットで。今までずっと50mmを使い続けてきて、どうも不便さを思いながらも買い足すことを真剣には考えもせずきたけれど、なんともいいチャンスがめぐりこんできてラッキー。これで広角が撮れる。…

キャノンのデジカメを買いました(私がじゃない、母が、だけど使うのはだいたい私)村上訳のカポーティ「ティファニーで朝食を」を読んでうわーなんかこのひとすごいなーと思って「誕生日の子どもたち」をつづいて図書館で借りた。いひゃーやっぱすごいなー…

テレビが五連休について流す。ゆううつというか、いやな気分というか、おしくらまんじゅうの最中ひとりだけいつのまにかぽそっと場外へおしやられてしまうような(しかもそのことに誰も気付かない)、人間としてなにひとつ機能していないことをつままれるよ…

なんとなく場所を変えた方がいいのかもというかそれより、同じ所につづけなければならないというような固執さが薄れてきている感じが自分の中であり、書くこと自体が薄れてきているのであり、んんーそれならばふわっと仕切りなおしてみるかという気持ちでは…

近所で同時プリントに出したらとても高くついた。しかしけっこういい色身を出してきてくれてた。カメラはこわれた。コニカミノルタsweetII。保険がおりるかどうか。修理か中古で買うか。私はよくよくものを壊しがちだからだめだな。寝て寝て寝てばかりいて罪…

前にIKEAで買った三枚写真が入れられるフレームにこのイギリスで撮った三枚をいれた。さわやかさをめざして。うんうんなんか風を感じれるかも。おもいでの中で。

昨日は新宿の角川シネマで「縞模様のパジャマの少年」を見た。予想だにしないラスト。物語そのものは事実ではない。しかし、物語だからこそつくられたラストの悲劇によって、事実を、事実の重みをおそろしい思いとともにしっかりと捉えわが身にそのことを刻…

カーディガンなどの上からベルトをまいちゃうなんていうのは一体どうして思いつかれたんだろうかと不思議なもんだけれど、これが実際実になかなか素敵な様相になるからまた不思議と思う。一瞬なにかちぐはぐなんじゃないかと思うも、いやなんかなんか様にな…

イギリスへ行った帰りの飛行機の中で映画「卒業」を見て、そのなかでばんばん流れてくる曲が映画自体も印象的に残されたのもあってか頭の中によくこすりついた。しかしそのあとラジオで聞いたときのSounds of Silenceは音がクリアーで、飛行機のせまっこい窓…

わたしを離さないで作者: カズオイシグロ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/04/22メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 568回この商品を含むブログ (547件) を見る図書館で借りた一冊。土曜日の朝に読み始めたらまるまるぐるっとひきこまれて、朝ごは…

昨日、図書館へアンネの日記を借りうようと思って返却も兼ねて行ったら、こないだには三冊くらいあったはずのものが一冊も見当たらない。あれ…おかしいなと検索機で調べてみると、どれも貸し出し中になっていた。く、、やはりテレビの影響ってでかいのか…く…

テレビで「序」を見て、ああやっぱりミサトさんとシンジが手をつなぐ、ぐっと握り返すシーンはぐっとくるなあと思った。一番いいな、すきだな。やっぱこの二人の関係のことが一番いいな、すきだなあと思った。そしてミサトさんは86年生まれで同い年なんだよ…

ロンドンの地下鉄のエスカレーターは日本のものより高速だった。そしてエスカレーターの横壁を使った広告類が整然とかっこいい。静止画を動画的に流してる広告(?)も、ただでかい一画面だったらなんだけど(でも日本ではそうゆうのを見るような)、写真の…

映画「愛を読むひと」を見た。新聞で記事になってるのを読んで気になったところに母に誘われそのあとで「リトル・ダンサー」を撮った監督と知り、それは!と楽しみになった。久しぶりに映画館で映画を見たせいもあってか、やっぱり映画って映像っておもしろ…

土曜日に東京近美へ「ヴィデオを待ちながら―映像、60年代から今日へ」を見に行った。あと二日という期日だったのもあってかどうか、なかなかにぎわっていた。若い人おおめ。なんで、ヴィデオを“待ちながら”なんだろうと思ってた。なんでヴィデオを待つのかな…

倫敦塔で漱石時計と一緒に。ロンドン塔の中には入ってないんだけども、むりやり外から撮ってみた。漱石がここへ来たのは百年以上前かな。漱石が見たのと同じものを目にしてるんだーと思うとどきどきした。思いをはせるというのはどきどきをする。ついでにこ…

今日これからイギリス旅行に行く。

平穏な日々が一番なのだと思う。そすれば家族は私におびえないで済む。気を使わないで済む。私も気をつかわれないで済んで、いくらか平坦に毎日というのを過ごせる。何も余計な気配りはいらない。さぐるような素振りも必要ない。私の機嫌が傾いていくと、家…