液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない

The Stories of Adventure Tour / MO`SOME TONEBENDER

初めての磔磔

四条通りをまっすぐ歩いてドトールの角を曲がり、暗い道を進むと「磔磔」という看板が出てるのを発見。駐車場を進むと、住宅に囲まれひっそりながらぽわわんと光が灯っている京都磔磔到着。むーん、京都という土地自体がついこないだまでは遠い地であったのに今では一日の内に行って帰ってこれる場所。そのうえいつか行ってみたいなぁと思っていた磔磔に一人でてくてくやって来て。様々フシギ。けれど、京都って私には大阪より馴染みやすい感じかな。四条通りの感じが大宮にほんの少々似てないことがないし。一本道を店が固めてバスがよく通っててタクシーが沢山停まってる感じとか。まぁそれだけじゃないっていうのがつまり京都の魅力なのかな。うーん人は勿論沢山いるし明かりが賑わってはいるんだけど、落ち着く。磔磔の外で開場を10分くらい待ってる時も同じように感じた。東京で、たとえ以前行ったことのある場所でもドキドキする場所もあるんだけど(グッドマンとか...)ほんとなぜか落ち着いた。

18時半ちょうどくらいに開場。んでおもろいなあと思ったのが番号の呼び順。普通は最初は1〜5ずつくらいで、適当に10番単位くらいで呼ぶと思うんだけど、ななんと磔磔では4番ずつ呼んでいた。すげぇさすがきょうと・・・とかって思ってしまったよ。ずーっと4番ずつ呼んでた。なので私が入る時は72番まで〜で入った。ドリンクは缶だった!(DAKARAをもらったんだけど、ペットボトルみたいな形の蓋付きので重宝した)

中へ〜。おお小さい。小さい所って、わりとダーーーークーな感じのとこが多い気がするんだが、まっさらそんな気配はない。しかもカントリーな音楽が流れて陽気な雰囲気。壁に沿って木の長椅子があって、奥の場所が空いててラッキー。これ、始まったらここに立っていいのかな?と思いつつ、上着と荷物をしまい待機。徐々に人が入ってくる。私はやっぱりワンマンっていうのは来てる人皆が同じ一つのバンドを好きだなんて嬉しくてしょうがないんだけど、今日はさらにこんなほんわかした小さなハコにそうゆう人たちが集まってるんだと思ったら、うわあと更にほかほかした。なんだか男女ともに背高い人が多い気がした。女の人が特に。やっぱり土地によって人の雰囲気が違うなぁと。好きです京都。柱が通っている。

19時を少し過ぎて照明が落ち。と言っても終始客席の方も真っ暗にはなってなかった。それはそれでよかった。ボロフェスタのときと同じSEの中、狙ったのかどうかは定かでないけれど、ちょーど曲の盛り上がり部分でタケさんが登場。そうそう磔磔は客席後方の階段から出てくるのね。だもんで照明落ちてから出てくるまでもちゃんとスタージまでの通路をお客さんが作りつつ皆が後ろを見守ってる感がとっても独特だった。さてさてタケさんのかっこよろしい佇まい。一人でベースを鳴らし出すと、混ざるようにSEの音は消え、客席の方の照明が更に落ちベース音が振動する中コッソリかのようにイサムさんが階段を下りてきた。そしてイサムさんも叩きだし、導くかのように最後に百々がギターを肩から下げて下りてきた。これらは全て裏で計算して打ち合わせしてやっているんだろうか。少なからずはやってるんだよなぁ?なんとゆうかとてもこうゆう演出をしてしまうのはニクイ!!!!!と思った。こんなことが出来てしまうのがすごいと思う。なんつか、それぞれ三人のキャラが確立されているからこそだと思った。タケさんはみんなのアイドルだし、イサムさんは影の支配者だし、百々はやっぱりキメ役がハマリ役になるし。まぁたとえそれが時々失敗したとしても、それが百々らしいしな・・・。そうゆうことをつくづく思った。まぁ何よりこうゆう演出は磔磔だったからこそ更にだったのだと思う。つうか、百々がTシャツだった。黄色い。めっちゃ久しぶりに見た気がしたんやけどいつ以来だ?

三人が揃うと始まったのはKNOW。照明によってステージの壁に三人の影が映ったのがすごくかっこよかった。まだ照明が暗い。イサムさんの振り上がるスティックが強烈に目に入る。音が張りついている。磔磔の照明は、なんだろ、リキッドやクアトロのようなギラギラした感じの照明はもちろんないし、かといってシェルターとか同じくらいの規模の他のハコでも感じるような具合の照明が無い。ああそっか、と思ったのは、ステージと客席との境がかなり無いんだと思った。天井がそのまま素の状態で続いてる・・・ってどんな風に言えばいいのかわからんけど。多分普通は照明とかの関係で違うと思う。そのお陰で他のハコでステージ上に見る光沢感のようなものがない。それはとても独特に感じた。壁がみしるように振動。うん、良いライブが見れそうだな。ふと、あっ、遠いなと思った。
そしてパッと変えてはEmperor Sun & Sister Moon。この曲で始まるの見てみたいなーと思ってたんだけど、KNOWを最初にしてこれになるのも結構いい具合かもと思った。最初の登場の演出から行くとずーんと重々しさを見せて、そしてこう、クイっと上がる感じが見てる者としては気持ち良かった。やっぱ照明が不思議で、なんか三人がすごく素で見える感じ。だからふと、あっ、近いなと思った。繰り返し。
そうしてFREEZE→idiot→ジョニー・ボーイの話とすっごくウキウキワクワクする流れが続いた。ツアーならではっていうか。なんだか三人から出てくる音が凄く嬉しそう。三人が楽しんでやってるように感じた。力むわけでもなくダラけてるわけでもなく。音が弾んでる。なんでかわからんけどそう感じたんだよなー。だから客席側も凄く楽しそうに感じた。そっしてパルス玉!この流れがすばらしや。嬉しい嬉しい嬉しい!!!マリオカートで言うスターをまとったようです。今までに感じたことのないような固く絞ったような空気の流れ。

そしてCDとはまた随分違ったアレンジになっていて片っぽメモリーズ。そりゃそうなんだけど。コーラスはやはりイサムさん担当。でも私はすーごーーくCDの片っぽが大大大好きなので、えー・・・。いやもちろん生もかっこいいんだけどもさ、頭かたいからな私は。でも聞けてまんぞく。
そんでRED HEAD。いいよなーいいよなー、この曲。垢抜けた感じ。そして夜を放つ→足跡とショートホープと続くのだけど、んむー、ここらへんちょっと百々の声が出てなかったのが気にかかった。まあちょうどツアー半分の境のとこだったから、そうなるもんだろうし、まぁこれはこれでありなもんだと思ったけど。高い音だからしゃあないかと思いつつ。しかし正直流れも少々粗く感じた。不完全燃焼という人の気持ちを共感しようとすれば私はここかなって感じ。でもべつに悪かったわけじゃなくてね。
でも次にまさか!まさか!9がくるとはああああ!!!なんか私、初めてライブで聴いたような気がしなくもないが、ちょい不明。でもどっちにしろ始まって胸が高まったああああ。なんとゆかそうゆう自分の状態含めスリリングな感じだった。いやーまさかまさかここで聴けるとはーって感じ。サバイバルって感じだった。
んで、ラジカル・ポエジスト→NO WAY CITY→凡人のロックンロールってゆう流れはいかんだろおお!!!ずっと、前の方のお客さんもわりかし静かってゆうか暴れる人もいなかったんだけど、流石にこのボコスカには逆らえなかった模様。もうこれは三人についていかせてもらったもん勝ちみたいな、楽しんだもん勝ちみたいな。いやーしかしラジカル・ポエジストでは百々は一体何語を喋っていたのかと自分の中でつっこみ炸裂したー。早すぎ早すぎ爆笑・・・。モーサムおまかせコースって感じ。いやしかしやはりツアーはいいなぁ楽しいなぁと実感。これだからモーサムワンマンは良い。哀愁漂うな。

そしてさてさて落ち着くとタケさんとイサムさんが楽屋へ戻って行った。いちいちお客さんの間を抜けてくのがおもしろい。百々がステージに一人。今回はStories of Adventure Tourってことで、なんたらSound Adventureってことでもあり、一人でギターなんたらとか言ってとても不器用そうに「レノンレノン」と言い放ち歌いだした。なんかすっごい良かった。染み。一箇所音間違えた時の百々のあれっ?とちょっとやっちまった感の具合も凄く百々らしくて良かった(って言っていいのかしら。だっておもしろいんだもん)。そして、突然暗闇からタケさんハープ吹いて出てきたーーー!かっこいいいいーーーーーーーー!!!!やーーるぅーーー!!って感じ。しぶいです。なんか肩に小鳥が止まってそうです。かかかかかっこいい。そしてぶっきらぼうにレノンレノンは終わった。モーサムなんだけど、普段のモーサムでは感じれないわくわくどきどき感があって、私はひじょーーーーうに好きだった。全体的な構成ってゆうか雰囲気ってゆうか。

そんでまたそっか、アンハッピー・ニューエイジ→なんでもねえよ→BIG-Sとゆういかれた流れとなり。アンハピはいいねいいね。CDでもいいけどライブでもいい。これからライブでもっと化けてくれてもいいなと思う1曲。なんでもねえよとBIG-Sはもう楽しい以外ないでしょう。ってゆうか、BIG-Sの時ふと思った。そういえばこれってカヴァー曲なんだった、と。結構すっかりうっかり忘れてしまってるくらいもうこの曲はモーサムの曲として馴染んでいる。もちろん元の曲があるこは分かってんだけど、もう独自の渦にいとも簡単にお客さんを巻き込めるくらいってことで、ほええぇ〜〜〜と思った。ここにいる人たちもどれだけ覚えているだろうかと思うくらいの盛り上がり。

そしてit's me→GREEN & GOLD。ずっと涙腺ゆるみっぱなしの最近だったもんで、くる。やーっぱりどうしたってモーサムは見てる限り壁がある。ステージに客は混ざれない。壁越しにしか感じれない。だからだと思う。だから、モーサムを見てる時、特にこうゆう曲の時、ふともの凄く様々なことを考え思ってしまう。モーサムのことであったり、まるで全然関係ないことであったり。it's meを夏にリキッドで聴いた時も、なぜかとてもどっかへトリップした記憶がある。気付いて、っあっわわぁっと思った記憶が・・・。まぁ私は元々、授業とかでも、ものすごい真正面見てて顔あげてるんだけど脳内はすんごくボケーっとしてるとゆうようなことがあるからか、同じように、ステージ見てるんだけど脳内トリップしてる。これは、音が興味ないってゆうんだとそれはそれでまた出来ない技な気もするし。ん〜なんかそうなっちゃうんだよなぁ。それはこうゆう様だからしょうがない。不思議だが。でも今回はそこまでトリップしなかった気が。うやー、すごくすごくすっごくよかった。次のHigH→DUM DUM PARTYとか記憶にないし。よかった。

そいでアンコールで、き、きけけるかななな...と思っていたecho!随分久しぶりに聴いた?あーでもやっぱりこの曲は見る度に思うのかも。なんでこの人たちはこんなにもここまでしてこんなもんを人に見せるのかと。そうゆう思いが巡り巡ってぐるぐるぐるぐるしていた。どうしてもそう考えてしまう様が目の前にある。くーゅーあーーーーー良かった。よかった。よかったよかった。私にとってモーサムは今んとこ、どんな絵画よりもどんな写真よりもどんな映像よりもどんな彫刻よりもどんなインスタレーションよりもどんなバレエよりもどんな文章よりもあまりにも様々なことを感じさせてくれる対象だと思った。やっぱり私はバレエとか映画とかってのだと総体的な大きさの感動は大きいとしても、逐一細かにまでは反応しきれないし。そうすると、モーサム見てる時っていちいち色んなことを考えては思う。今のところ、モーサムに敵う対象はいない・・・かな。まぁ知識が足りないってゆうのが大きいだろうけど。。でも、それでもとにかく私にとってモーサムは沢山のことを感じさせてくれるってことが、よーくわかった。今回のライブで。そうゆう発見があったからか、今回のライブはとにかく楽しかったとゆう印象が強い。そして、やってる三人もすごく楽しそうだと感じた。べつに笑顔を見せるわけでもないんだけれど、なんとなくそうゆうハリのようなものを感じた。とにかく良かったと思った。不完全燃焼って言う人がいたとしてもその人の気持ちも分からなくないなーと終わった後思ったけど、私はそう思わないということ。すっごくよかった。よかったなー