DANCE HALL X

qyu2004-12-17

開場開演18時とのことなので5分前くらいにリキッドへ。なんかやっぱり階段上りきるとガラっと変わるもやもやとした空気に一瞬うっ。とする。コインロッカーに荷物を放り込み。コーデュロイのパンツの4箇所のポケットに、チケット、ドリンク代、リップクリーム、携帯などをわらわら詰め込む。ポケット大活用。お久しぶりにKさんとRさんに会う。

18時にきちんと開場。番号呼びがとても適当。入って正面前の椅子に座って待つもののまるで始まる気配もなく。結局始まったのは18時45分。


ロレッタセコハン
一年以上ぶりに見るロレッタ!まずビックリしたのが、豊嶋さんがスーツっていうか喪服じゃない!!ほえ〜。しかし出利葉さんのサックスの音が懐かしくて馴染む〜。
1曲目始まる。ぐおお!!やっぱり相変わらず豊嶋さんの左手、すなわちウッドベースの弦を押さえる手の甲がもっぱらきもい!気持ち悪い!!!どうしてあんなにきもいのでしょう。えら呼吸みたいなね。きもくて笑ってしまう。すてき。
そして1曲目終わりから豊嶋トーク炸裂。その後も随分炸裂。ワールドわーるど。例えば、突然なぞなぞ出して(天国と地獄の間は?)、するんと1曲演奏して、さらっと解答(中国)とか。普通の話だと、「僕達演奏はイケてないんですけどね。・・・。結構人気あるんです。」とか。爆笑してしまう。
やっぱりロレッタのそれぞれの音はまるで別方向を向いているようなのに、くっきりきっしり合わさる音が気持ち良くてたまらない〜〜。音の構造がしっくりくる。ジャングルジムみたいー。
豊嶋さんのハスキーな声はリアルに遠吠えしてそうだし、何よりベースの音がとてもぐんぐんにぎんぎんに響いていて新宿リキッドを思い出した。出利葉さんの二本吹きサックスも久々に堪能し、一本での独特な風合いメロディもたまらな〜い。時津さんのドラムも相変わらずサバサバしていて寒天みたいなイメージ。
やっぱり良いなロレッタは!たのしい!


赤犬
学祭の時、あまりにも下劣すぎて学生ですらやや引いてしまったくらい(そしてお前等学生のくせに引くなーと言っていた)放送禁止用語を連呼していて、今回はそんな言わんよな・・・と思っていて実際まあそんな言わなかったんだけど、それよりも更なるものが降ってきた。た・・・・・。いくら先輩にあたるとは言え(かどうかそんなに定かじゃないっていうか嘘にしてほしい)結構こわかった。

まあ、ブリーフ隊の人の足は結構細くてきれいってことです。つーかでもほんんとうにこわかったのですよ・・・。色んな想い出が走馬灯のように駆け巡って、ピポーンと一致したのはトンペイ&ビショップを最前で見た時のトンペイさんでした。渋さのダンサーの人も通過したけどあの人たちはかわいかったし。あー・・・忘れられない光景となってしまって嫌だ・・・。いやなんですほんと。。

最低でサイコで楽しかった。赤犬がフロアにもたらす現象はすごいと思うわ。見てて楽しいもんお客さんも。みんなばかだなぁ。それが楽しすぎてまいる。赤犬ってなんか血しぶき!ってかんじ。


●SAKE ROCK
初見!RさんがSAKE ROCKがライブビートに出演した際に誰と一緒に出たんだったか・・・?と考えていたとこに「多分OEさんとかじゃ・・?」と答えた自分に自分でちょっと驚いた。私は観覧行ってないのに。よくそんな覚えてたな!

前に視聴はしたことあった気がするんだけど。なんとも他には無いような感じで独特。結構すき。それぞれが特に主張しているわけではないんだけど、それぞれを惹きたててる感じで。ヴォーカル、トロンボーンの人のキャラがまた絶妙!小細工きいてておもしろかったー。


大友良英+SKE+L?K?O
大友さんと、あと2人の知らない人。撒き散らされる鉄音が徐々に心地よくなっていっているのであろう人が増えていくのを見ているのがおもしろかった。少ないけど。のいず。のいず・・・こないだとある授業で60年代くらいの、作曲者は忘れたけど(でも多分NHK電子音楽スタジオで作られたもの)ノイズの曲を聴いたんだけど、それでも耳を塞いでいる友達がいて、あぁ聴きなれてなかったりすればそうなるものなのかぁと思ったんだけど、じゃあこれなら一体どうなるんだろうかと思った。
んー全然詳しいことわからないけど、わりと体内にはいりやすい音だった。ってゆうか気持ちよくなるもんだな。時々くるごわっとした音が一体どこから来るのかと思った。(意味わかりにくい)


DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN
頼むから24時にミラーボールは鳴らないでくれと願いながら。3ヶ月ぶりに見る。しっかしフロアが随分まんぱいだ。前の方なんて苦しくなりそうなくらい。見やすい位置から眺める。芳垣さんもよく見える。栗原さんと菊地さんが似たような色の変な色のシャツを着ててうける。ジェイソンの帽子がまつぼっくりのよう。


1.CATCH22〜PLAY MATE AT HANOI 
2.FAME 3.構造I 4.構造V 5.Hey Joe 6.構造VI

ENCORE 1.S 2.Mirror Balls


とゆうセットリスト。まずキャッチの始まり部分がなんかすごく好きだった。ぞわぞわした。なんだかいてもたってもいられないような。色んな香辛料ぶっかけたみたいな。そしてその不気味なままハノイへ入ってうずうずした。やっぱり座ったまま見てるなんて出来ない!!と思って椅子から下りた。そういえばこの椅子は新宿の時に比べると随分座りやすい椅子である。しかしキャッチ本部がないとなると、大好きなソロ部分が無くなってしまうのでそれはとっても残念だった。でもだからこそあれの存在って大きかったのかぁと気付いたんだけど。

2曲目FAMEは初聴き!うっひゃああああーーーめっちゃかわいいー。ってイメージ。っていうかそれは元々自分が抱いているイメージかなぁ?それは強く出ちゃってる気が。でもとにかくすーごくイイ!!イイ!好きです。新鮮なのがあるのは勿論だけど、その新鮮さが憎らしくて愛らしくて。一番うっとりしたかもー。そのためあまり記憶がない。嬉しくてついつい。浴槽にバラの花が浮かんでるイメージ(べつに適当に言っているわけではないので悪しからず)
栗原さんの動きはいつもおかしいけれど、特にFAMEで一時特におかしかった。

構造I辺りで既にフロアの熱気がなんか高い。そりゃ人詰まってるし。しかしなんかもうテンションが高いー。演奏の流れ自体がぐるんぐるんしてるし。なんだか早くもいかれてる具合を感じつつ。ぐあー何度聴いても栗原さんのベースがー体内を支配するのです。大好きすぎる。すべてぎゅうぎゅう。
構造Vになって空気が薄くなる。脳味噌燃え尽きたかも。カスしかない状態。

そして怒涛のHey Joe。目が回ってるかのような。もーうやばい。楽しすぎるーーーー。笑うしか世界にはとり残されてないみたいな。ああなんかみんなおかしいなーって。すごいねー、後ろで見てたのもあるだろうけど、あれだけまんぱいの状態で全方位の人々によって成す一体感のようなものがあれだけすごいのは初めて感じたかもくらい。それを感じると、こう、ぐわっと、人体の臓器が持ち上がるかのような感覚を覚えた。考えると気持ち悪いけどこれほど気持ち悪い事はそうそうない。ぐちゃー。

そしてリクエストしたかいあったー!!構造VI。3月に大阪で聴いた時とはまた一風変わっていたような。どちらかと言ったら前のものがあまりにも強烈にインパクト強すぎて狂いすぎたんだけど。でもやっぱり今回も今回で熱烈。わりと楽しみにしてたかのようなお客さんも多かったように感じた。くっくっくっと言わんばかりにやっぱりここでも栗原さんのベースに惚れ惚れしてしまう。栗原さんのベースはDCPRGの中でだととても強い色彩を感じるのです。VIでのベースはやばいー。振るわれまくり。

どしゃーんと本編終了。ここまでで一時間と15分くらい。はやい!でも、強烈に濃かったこゆかった!!濃縮圧縮!!もー、紫をど紫にしたくらい。意味わからないけど。1曲1曲がどすかったなー。へおへろ。ただ、どうしても例えば芳垣さんなどの強烈な技を見られなくてしょぼん。しょうがないんだけど。

アンコール。権力に弱い菊地さんということできちんと時間どおりに。っていうか赤犬が押してたんだけど。なのでメンバー紹介も手軽に。なぜか芳垣さんを通り越して一番最後に持ってきた。
Sってライブで初めて聴いたかも?ん?多分・・・。でも音源で聴いていて馴染みすぎて。耳から入って脳味噌の中をぐるぐるするだけ。それだけ。中和。そいでミラーボール。よかった、23時半頃には鳴った。身体に感謝。私の中での幸福の良い例としてあげるならばミラーボールだと思う。


終わって急いで荷物を取りに行き、現実に引き戻された。人間はくさい。満員電車とタクシー長蛇の列。帰宅したら2時過ぎ。凄まじい満員電車を目にした。あそこまでむごいのは初めて見た。おぞましや〜〜〜

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