液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない

ファーゴ

ファーゴ [DVD]

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図書館でファーゴという映画を見た。ファイルをめくってて、なんとなくFARGOってのが目に止まって、特に話の筋なども書かれてなかったのたけど、なんとなく。そしたらこれ、コーエン兄弟なのかぁ。や、初めて見るんだけど。LDだったから裏に色々書いてあって、そしたら未来は今もこの人たちなんんだ。知らなんだ。96年公開。

中身は、すっごくおもしろかった。なんというかこんな風に描けるもんなんだと思った。とんとん拍子に進む展開にはいつの間にか気付けば釘付け。その展開の様がなんともかわいらしいというか、なんだろな、人が殺されていくんだけど、それでも何かしらの愛らしさみたいなものを感じた。まあそれでも銃で撃たれるにしても、粉々にされる機械から足が出てるにしても、まぁどれも足をジタバタさせてしまったけれど。でも、どの人も死ぬ様が何か綺麗に見えたのは雪のせいだろか。雪という固まりが雪と言う固まりに見えて。その白さが痛く突き刺さってくる感じを終始受けた。その中で動くそれぞれの人間たちはどれもが明確に浮き出ていて、どの人も凄く好きだった。ジェリーのうつろさと言ったら、うずうずもぐもぐざうざう。
好きだったシーンは、カーチェイスみたいな、暗闇の中を車のライト部分で映し出していたところ。あのザラついた感じが好みだった。ってゆうかなんかもう、うわっと刺されたみたいな感覚感じてしまったの。あとは最後の方での夫婦のところ。
最後に脳裏に浮かぶのは、日系人らしき人のしきりない顔と会話。
色の質感なども好きだったし、とにかくおもしろかった。見ている時は哀しさもひしひしと感じてくるんだけど、最後こう見終わってみて出てくる感想はおもしろかった!というもの。ああよかったよかった。