ペンギンに気をつけろ!

ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ! [DVD]

ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ! [DVD]


ウォレスとグルミットというアメリカ(だっけ?)のクレイアニメのDVDを図書館で友達と見た。このウォレスとグルミットって、母の勤める会社のキャラクターなもんで、何気うちにはグッズなどがちょこちょこある。ついこないだも、グルミット(犬)の防犯ブザーが送られてきたり、半纏などもある。でも、私は以前のキャラクターのピングーが大好きだったため、このキャラクターに変わって少しばかり不満を持っていたから、特に良い印象は無かった。
しかし友達がおもしろいからさーと言うので。そうそう、ちょうど昨日ピングーのアニメをNHK教育だったかどこかで見てかなりおもしろく楽しかったということもあった。ピングー語がすごい。めったに見れない気がするんだが、ピングーのアニメって。あーやっぱりピングーは良い。


見終わって、うーんクレイアニメ恐るべし。40分のこの作品、絵コンテから始まって完成まで2年かかったとのこと。一日に4秒の撮影。一ヶ月で2分。一年で24分。いくらその作業が性にあっているとは言え、すすすすすごい。
だってこれめっちゃくちゃにおもしろいの!!もう笑いがひーこきひーこき。特に最後のハチャメチャな展開は、まるでピタゴラスイッチの装置みたいな感じ。なんつうかあの次から次へと様々な仕組みが繋がってゆく感じ。これがおもしろくないわけがない。おもしろすぎる。細かいとこまでうっとりしちゃう。目見開いても物足りないくらい。じわじわじわじわ。クレイアニメでありながら、じゃない、みたいな。そんくらいの大胆さもある。すごいんです。
クレイアニメって、なんかやっぱりそれだけ製作者の手間だったり時間だったりが愛情に変わってるからか、話の展開自体そうゆう、人に暖かさを与えられるものではあるけど、より一層視聴者により良い後味を残すのかなぁ。うんうん。すっごいおもしろかった。これは他の友達にもオススメせねばな。しかし一人で見るのは笑いをこらえるのがちょっと恥ずかしいかと。や、堂々と笑っている人たまにいるけど、傍から聞くとこわかいからな。
楽しい。