液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない

Glamorous #Glam-Dub

Vincent Atmicus / GOMA / 松永孝義 The Main Man Special Band


しとしと雨が降り続ける中、開演時間頃になると、程よいお客さんの入り。数分遅れて、松永孝義 The Main Man Special Bandが登場。存在だけで仙人的雰囲気がありありな松永さん。おお・・・。
そして曲が始まると、ぶっわあと新種の風が吹き込んでくるような音色たち。なんというか、とにかく質が高い。と思った。松永さんのベースがこれまたスゴイ。全曲においてものすごい大黒柱になっている。ズレもブレもなく、圧倒的な存在感というかなんというか。良いとか悪いとかじゃなくて、とにかく音が在ることを存分に聴かせてくれる。また、桜井さんのギターの音がすごいー!ギターって、こんな音も出るもんなのかと思ってしまったよ。音色が流れるる。
曲を重ねていくにつれどんどんバンド全体が深い音域に向かっていくよう。途中、管楽器の4人が抜けてドラム2(と言っても片方の方はボンゴ)、ピアニカ(キーボードのHAKASEさん)、ベース、ギターという構成になったのだけど、この曲がまたすっごく渋くてかっこよかった!!HAKASEさんのピアニカがこれまたいいんだわ!キーボードもとっても素敵だったけど、ピアニカも上手い〜。
そして最後にはコーラスのお姉さん3人が加わって。華やかでいて渋みがあってころころ気持ちよくさせられてしまう。なんていうか、目を開けていても閉じていても変わらない情景があるというか。変わらないっていう絶対的なものが、とても素晴らしいの。あぁうまく言えない・・・。
とにかくメンバー9人の方々それぞれが素晴らしいな!と思った。久々に初めて聴いた音でものすごく気持ちよく音にのれた〜。いやぁ〜すごいなあ〜。良質以上の良質。松永さんのお喋りもとってもすてき。


そして次はGOMAさん。ステージではなく本来客席になっている右のカウンターで。一つの楽器の音がぐんぐんと反復していくものは、体に馴染む。自分の呼吸だけで作り上げていく様に単純に感心してしまう。
途中ドリンクを貰いに行ったのだけど、ちょうど私が頼む直前にGOMAさんの出す音が色々巻き込んで大きくなっていき、こりゃあかなりハッキリ言わなきゃ伝わらないなと思いそう言ったのだけど、それでも自分の声がとても窮屈そうになった音量でしか聴こえなくて、うわあ〜こんなもんになってしまうのかぁと思った。音量はスゴイなと。まあそれでもお兄さんがちゃんと聞き取ってくれて1回で済んだんだけど。地味な発見。そういえば、いつのまにかファンタグレープがあった。前はカルピスがあったんじゃなかったっけ?とりあえずファンタグレープを飲んだ。久々の炭酸で染みる。
ステージでは薄暗い照明の下ヴィンセントの方々が楽器をセッティング中。ぼ〜っと眺める。これ眺めてるだけでもヴィンセントは充分に楽しいよ・・・。ちょうど真正面に見える水谷さんが、コンバスの弓の弦にニスを塗っている。その姿がかっこよかった。一つの楽器の演奏者としての姿がとても感じられて。水谷さんの日記読んでるから特にそう感じれるのかもしれないけど。水谷さんってなんとも言えないふぇろもんのようなものがあるような。なんだろうなぁ〜


GOMAさんが終えて照明が落ちると観客の目はまたステージに戻る。そしてVincent Atmicusのメンバーが登場。さあさあと1曲目。水谷さんのベースから始まる。どうやら新曲のようだ。じりじりと集まり鳴り出す音にわくわくする。ヴィンセントってこれが猛烈に上手い・・・、やられます。そしたらこの1曲目が!うわあまたすっごいかっこいい!ヴィセントってそれぞれの人が複雑に巧妙に音を作っているんだけど、聴いていると絶対何かこう楽器同士の繋がりというか流れというか受け渡しのようなものがあって。その繋がりが絶妙に美しくて大好きなんだけど。これがまたこの曲では太田さんのヴァイオリンから勝井さんのヴァイオリンへと繋がる様が、たまらない・・・。このお二方のヴァイオリンって曲によって様々な働きをするから、それが聴くにも随分楽しい。そしてその後ろでは岡部さんと芳垣さんの手数の多いドラムが止まらない止まらない。ぐんぐんと伸び上がっていく豆の木みたいに。細かい音がビシビシと聴こえてくる。まともな声にならず、思わず音がバンと出きった後は足をジタバタさせてしまったくらい!!1曲目からこんなかよ!って、うぅーんやっぱり今日も見に来てよかった!!すごい!!なんだかより一層苦味が増した感じの曲。
2曲目はホシホシツキ。そしてその後更に3.4と新曲。多分。3曲目が特に良かった〜。やっぱり一見複雑に一斉に沢山の音が絡み合っているんだけど、徐々に紡んでいく様がね。目を閉じてじっくり聴いて探していると、松本さんのトロンボーンの音と勝井さんの音が同じ音程を出している事に気付く。そして高良さんも加わってくる。一度松本さんが抜けて水谷さんがまた加わってくる。そして松本さんがまた加わってくる。順番とかちょっとあやふやな気もするけど・・・。こうゆう部分がヴィンセント聴いてて一番嬉しく楽しくなるよ〜!とても美しいです。薔薇の枝が複雑に絡み合いながらも美しい花を咲かせているような感じ。めちゃうっとりー。
5曲目のOFEREREでは、太田さんが存分に叫んでいたようで。私の場所からはちょうど柱で見えなかったのだけど、存分にギンギンに響き渡っていて、姿が見えなくてもなんだか思わず笑ってしまう。Bridgeは音が素が出る感じで、リキッドでは包まれるように立体的に出る感じだったけど、クアトロでは程よくその中間で音がとてもエネルギッシュに聴こえて、OFEREREは更にとってもかっこよかった。そして本編最後はムギの踊り。
アンコールは、こないだまで毎回1曲目にやっていたMBIR-VA。最終的にあまり記憶がないということで。隣で見ていたRさん曰く、私はにこにこだったらしい。


とっても楽しいライブで大満足〜♪