ジョルジュ・ド・ラ・トゥール − 光と闇の世界@国立西洋美術館

そして今日は上野にある国立西洋美術館にジョルジュ・ド・ラ・トゥール − 光と闇の世界展を見に行ってきた。午後だったから結構人がいたなぁ。上野自体、春休みなせいもあってかわんさか・・・。
さて初めて行った西洋美術館。というのも私がちゃんと西洋美術に興味をもちだしたのがつい1年前くらいからだから。ずっと行きたいなぁと思っていてギリギリ行けて良かった。
ラトゥールは17世紀に活躍した画家。生涯に400点を描いたらしいのだが、現在残っている新作は40点ほどだと言う。その内の20数点と原作の模作、関連作の30数点の公開。ということで、模作が結構あったわけでそこはなんだか少々残念だった。けれど、新作の素晴らしさにはあまりにも目も心も奪われたので、結構、いやかなり満たされた気持ち。特に、聖ヨセフの夢の前では、あまりにも惹き付けられてしまった・・・。思わず光と闇のことを、うっとり沢山考えてしまった。とても素晴らしい作品だなぁ・・・。他にもどれもその深い光と闇の空間には独特な世界が生まれていて、ラトゥールの見る、描く世界はとても興味深かった。深い精神性に満ちている、と言われることにも納得。そんな簡単に分かりかねないけれど。
常設展も楽しかったー!ロダンの作品などまじまじと見れてよかった。ルノワールの「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」がとっても素敵だった!!すごくすごく。見れてよかったぁ。


さて明日は大阪へ戻ります〜。まだ用意できてない〜。めんどいのぁ・・・