今日は午後の第九の授業が行ってみたらなんと先生がお休みと。ま、またか・・・で、休講じゃないの?と思ったら、いつもピアノを弾いてくださってる副手さんと今までやったところのおさらいで音取りだけすると。うぅ〜ん、微妙。まあそれでも90分間と少しやった。やっぱり先生いないとな・・・。歌うけどさ、なんかもう空気が違うし・・・。先生いないとだめだよう。しょんぼり。
それでまあ早く終わってしまったので図書館で映画でも見るかなと。時間が出来て嬉しいくらいなんだよ、実は。何を見ようか悩む。それで紙出したら、DVD只今満席です待ちますか?って。どがーーー今日やけに人いすぎるなあとは思ったけど、待ちかよ、待ちかよ、いくらなんでもなんかそれは嫌・・・と思ってもう取りやめ。Buffalo'66見ようとするとなんかいつもボツになる気がするんだが。結局、最初から授業後に図書館で読み終えてしまおうと思って持ってきていたイサム・ノグチの本を読むことにした。


イサム・ノグチ―宿命の越境者〈上〉

イサム・ノグチ―宿命の越境者〈上〉


ってことで遂に上下巻読み終わったー。上巻は一気に読み終えていたんだけど、下巻になって間延びしてしまったかな。上巻読み終えて下巻に入った時はなんとなく上巻の方がおもしろかったっていうか、10代前半頃までの時期が特にスゴイなと思ってたんだけど。でもやっぱり下巻を読んでもその人生に圧倒されるばかりだった・・・。とにかくイサム・ノグチの生き方には驚くばかり。もう思わず本に食い付いて読みこんでしまった。なんかもう色々凄まじ過ぎてというか、竜巻ぐるんぐるんな感じで、言葉が出せないよ・・・。読んだだけでもイサムに振り回されたみたいだ。しょぼ。生まれ育った環境には勿論ビックリだけど、下巻を読み進むにつれてイサム・ノグチの精神への驚きが高まっていった。地球そのものが彫刻だという考え、とにかく自然へ対しての表し方、見方、なんかとにかくそうゆう様々全てがもう巨大に巨大に巨大に大きくて、とにかくすーーげーーーと思った。スケールの大きさに私の頭じゃ予測も想像も追いつかないよ。最後の最後に一番びっくりしたのは最後に手がけた庭園、北海道のモエレ沼公園が作られた経緯の話。イサムの交友関係の広さは凄いもんだと思うけど、同時に様々な人を魅了するイサムのパワーはとてつもないんだろうなあと最後までガッツリ掴まされた。同時に、そんな人を間近で感じてみたかったもんだなぁって思った。あーーもう全然語れやしない・・・。それくらいなんかもう色々とありすぎてすごすぎてどわどわどわぁ・・・。


そして偶然にも先週本屋でこんな雑誌も見つけたの。

Casa BRUTUS特別編集 イサム・ノグチ伝説 (Magazine House mook)

Casa BRUTUS特別編集 イサム・ノグチ伝説 (Magazine House mook)

どうやらもうすぐイサム・ノグチ展があるらしいし。あれかなぁ、モエレ沼公園が夏に完全に完成するからかな?夏に北海道であって、その後に東京。この期間が超微妙で、こりゃあ文化祭の休みにでも帰らなきゃ行けなさそう。どんな作品が並ぶのかは分からないけど、絶対絶対超行きたい。ってゆうか牟礼に行けって?あ、この雑誌の話を忘れてた。丸ごとイサムでまあまあおもしろい。1200円だけあるのかもしれない。ウタダヒカルが牟礼を訪れてたり、買える商品カタログもあるし、イサムと交流があった人のインタビューとか色々な記事があって楽しめる。気になる点としては、イサムの写真が若い頃のものはほとんどなくて50過ぎくらいの写真ばかりなところ。年老いても、80歳過ぎてもイサムはとてもカッコイイけれど、若い頃なんてもっともっとすげーカッコイイので、その頃の写真がもっとあった方が嬉しかったなあ。あと、プリシラモーガンとか和泉正敏さんとか一緒に仕事をした様々な人のインタビューがもうちょっとあっても・・・でもこれはどっかの本であるのかも?まあ庭園作品などの写真が充実してて初心者な私には十分満足出来る雑誌です。おもしろいよ。


そんなわけで図書館で下巻の半分よりは少ないくらいを一時間半くらいで一気に読み終えた時には読み終えたというかなんとかほんの少し知り終えたという達成感と、感動のようなものとで、とてもスッキリしたのとなんだか哀しいのと。のわーん、イサムのあかり、欲しいなあ。結構お手ごろ。あ、そしてこのCASA BRUTUSの特別版は今までに3冊出てるらしいのだけど、その中に柳宗理の名前があった。わ、これ読んでみたい。でも他の2冊とかは見かけても柳宗理だけ見つけられなかった・・・。




Musical Batonに答えます〜。鬼百合(id:bassgirl)、ゆき(id:gatitas)、るびさん、kawasaiさん(id:kawasai)、h!dezzzohさんからバトンもらいました。


★Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
多分0じゃないのかな?パソコンで音楽聴いたりほとんどしないし。調べ方イマイチよくわからないし。・・・。


★Song playing right now (今聞いている曲)
くるり / 虹(さよならストレンジャーより)
うわーうわーくるりだー。MDにくるりって書いてあって、これまだくるり入ってたっけ?と思って入れてみたら本当にくるりが入ってた。うわあビックリ。なんていうか自分の部屋でくるりが流れているっていうことがとても新鮮でビックリだよ。だってこんなMD撮ったのはもう一体何年前?!中学3年くらいだったかなあ。懐かしい・・・


★The last CD I bought (最後に買ったCD)

ビートルバーナー

ビートルバーナー

最近全然CD買ったりしないんだよなぁ。正直、これより一つ前にいつ何のCDを買ったかとかまるで思い出せません・・・。どわあああ。


★Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

よく聞くというのと、特別な思い入れというのは被ることもあるけど、被らないこともあるので、一応振り分けて書かせてもらいます。そしてアルバム単位で書きます。

☆よく聞くもの
HELL SEE  coup d’Etat  DELAYED  Mouth To Mouse  COPY
シロップは基本的に毎日聴くのでとりあえずこれで一つということに・・・。ほんと毎日どれかはかけている。聴かないとどうも心が落ち着かないみたい。本当の話だから気持ち悪い。


Rain or Shine

Rain or Shine

初めて買って初めて聴いた高野さんの曲。それ以後数枚アルバム買ったけど、これだけは何度も繰り替えしよく聴く。もーーーーんのすごく体に馴染む。水より少し濁っててもやっとしててとろみがある感じ。こっくりゆっくりとろりと。


初恋に捧ぐ

初恋に捧ぐ

よく聴くなあ。私ってやっぱりきれいなメロディが日本語の歌詞があってって、好きなんだろうなあ。しみじみ思う。よく聴くっていうのは私は落ち着きを求めている部分が大きいから。そうゆう時聴くのってそうゆうものなんだろ思う。


VENDOME,LA SICK KAISEKI

VENDOME,LA SICK KAISEKI

なんか異様に好き。好きと言ったらやばいくらいに好き。菊地成孔という人間性を無視して凄く好き。なんていうか、これにおいての菊地さんは瞳ちゃんより下の下の下に過ぎないっていうか、声の存在だけで十分で。いやもちろん曲作ったり詞書いたり瞳ちゃんを動かしてるのは菊地さんなわけだけど、そうゆうこと全てを無視して聴く、聴いてしまう具合なの。私は自分が洋楽に慣れないのは歌詞の意味が分からないせいかなあと思っていたのだけど、こないだ、え、でもこれもそんな日本語歌ってなかったりするじゃん!ということに気づいてしまた。ああ、遅すぎだろ。そんな話は置いておいてと。1曲1曲が良いのはもちろん(って言いながらあんま好きじゃない曲もあるけど、それも含めて)、始まりから終わりまでの通した構成具合がとても心地良いから思わず繰り返して聴いてしまう。聴きながら2人の安っぽい踊りを頭に浮かべている。これもMDでもらったものですね。


ハローフーラ

ハローフーラ

うわー、ちゃんとはまぞうで出てきた。出てこないんじゃないかと思ったよ。出てきた出てきた。もうこれはなんかいつ聴いても斬新にカッコイーって思う。ギターとベースとドラムという3つの楽器のシンプルさがなんとも言えない刺激をくれる。元々スリーピースって好きだけど(メンバーは4人なんだが)、これ聴くと思わずこれがスリーピースの持つ魅力の一番さなんじゃないかなーと思っちゃう。きゅうーんってなるし、きゅわーんってなるし。つまり内に開く感じと外に開く感じが同時にあるという通訳の方向で。またその音に昇る声と歌詞も文句なし!


☆特別な思い入れのあるもの

Come on Pilgrim

Come on Pilgrim

私が初めて買った洋楽のCD。もう一つがMumだとしたら、こちらはわりと歌詞がないもの。しかしこのPIXIESはまともに歌詞があるもの。だから、特別な思い入れがあるっていうのはちょっと変な気もするけど、洋楽でとても好んで聴ける人たちだからという意味合いで。なんかフシギなんだけど。何で聴けるのかよく分からない。とりあえず音がわかりやすいからかなぁと思うことにしてる。


9 9/9

9 9/9

3年前のライジングサンの出演者のところにソウルセットの名前があった。何故かなんとなく名前が凄く気になった。行く前に聴いておいてみたいなあと思った。そして偶然スペシャでこのアルバムにも入っているSundayという曲のPVを見た。ぼーっと見ていたのだけど、嫌いじゃあなかったようで。だからそれから中古屋さんへ行って、このCDを購入した。それで家へ帰って自分の部屋で流したときのあの空気は、今でも脳裏に蘇るほど忘れられない印象的なもの。とても鮮やかに艶やかに全てを覆ってしまって、なんだかとっても衝撃的だった。驚きの感動だった。


DCPRG3/GRPCD2

DCPRG3/GRPCD2

これの初回限定?のおまけのライブ盤。と言っても私はCDは持ってなくて、Rさんから頂いたMDなんだけど。そうこれは初めてRさんに会った時にもらった。そしてこれを聴いた私はcatch22が素敵と言ったらしい。今から思えばそんな自分にびびるわあ。これがあったお陰で私が聴く道は更なる発展をとげた気がする。Rさんと出会うキッカケ自体どっきりものだけど、またこれがちょうど良く私の耳にはまったのもとても偶然なものであって、コレがあったことによって色々変化が起こったのはきっと事実だから。


はじまり

はじまり

高校2年生の時かな?これを視聴して何故かその場で購入。ROVO周辺、山本さんとか芳垣さんとか勝井さんとかちゃんと名前を把握し始めた頃で、同じ場所でROVOVincent Atmicusも視聴したんだけど、羅針盤のこれを選んだというところからやはりメロディの流れるうたものが好きな自分が分かるなあ。なんて。とりあえずなんか新鮮だったんだよなぁ。それだから凄く印象的に覚えてる。山本さんの不安定な歌声。幽霊屋敷の階段みたいだわ。でもそこに何かしらを覚えた自分。ここから今の視界に繋がっていったと思われるので、そうゆう意味合いで入れました。


COPY

COPY

これが無かったら、今の自分の物事への価値観はきっと違ったものになっていたんじゃないかと思う。勿論分からないことだけど、これが無かったら今ほど音楽好きになってなかったり興味持ってなかったり今こうやってここになかったりするんじゃないかと、思わせてくれる一枚。聴いた時、これは何ていうものなんだろうかと思った。感情を表す言葉として何ていうものがふさわしいのだろうかと。というかその時は初めて押し寄せてきた現象になんじゃこりゃ?と流してただけだったと思うけど。それでしばらくして「美しい」という言葉を初めて自ら使うことを意識させられた。それまで、美しいなんて言葉使ったことがなかった。自分から使うなんてこと、無かった。だから気づき出した頃は凄く驚いたし、恐怖感みたいなものがあった。使っていいの?こうゆう時に使うべきものなの?そんな疑問を持ち続けながら聴き続けて、ようやくちゃんと自分で確信出来るようになって。それから、それが私の基準となって立つこととなった。今風に言えば自分の美意識、最初の美意識。
ま、そんな個人的な大げさな話は抜きにして。言ってしまえば全部が全部素晴らしいと思う。そりゃ思うよ大好きだもん。どんな人にもこの思いは譲れません。まじです。


★Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
なんかもう知り合いの人もいないのでナシです。


なんか・・・異様にうざったく長ったらしくてすみません・・・。うう・・・



今日のごはん
朝:寒天
昼:手作りおにぎり
間:おからクッキー
晩:砂肝とねぎの塩だれ炒め、納豆