qyu2006-01-14


やっぱり一月は少しばかり苦手だなあ。寒さが厳しくなると、ピリピリしてくる脳みそ。そうして一気に荒波がたつと。まあでも一人暮らしも2年目だから、そんなんもわりとさらっとうまくこなしかわすのだ。そして完璧を目指しすぎない。
そんな風にあっという間に日々が過ぎ去る中、今日はレポートの山に挑んだ。来週中に提出するものが5つ。1月中に提出するものが2つ。ではまず来週提出のものから。自慢じゃないが、見事に全てノータッチ。切羽詰らないとというか、直前にならないと中々手をつけ始めない性質とは言え、全部で7つという数には流石に恐れを感じた。そして無事、ひとまず3つ完成!計A4用紙13枚。NHK-FMの今日は一日ラテン三昧という番組を聞きながら。熱帯JAZZ楽団のカルロス菅野さんが司会進行。明るい人なんだなぁ〜。これの前の歌謡ジャーナルも良かったな。レポートやる際にはNHK-FMを流しっぱなしにしているのがちょうどいいっていうか、中々聞こう聞きたいなと思っていても聞くタイミングを逃すものだから、こうゆう機会にこそ聞けてちょうどいい。
よし、これから〜明日にかけて、誰に聞いても手をつけていないと言う映画に関するレポートに挑むのだ。挑戦だ…。かけるのか、かけるのか、かけるのか。やるしかない。その前に、今週をふりかえる。


昨日は、いつものメンバーから2人抜けての7人で新年会。いつもなら作る食べ物も今回はめんどくさいということで、出来合わせのものを買うことに。そしてお酒は買いもしたけど、なぜか皆地元酒を持ち寄り。私は全然飲めないものだから、その発想がすごいわ。しかも皆がこれ甘くて飲みやすいねと言っているお酒、おもいっきり辛くてくさいんだが…。びっくりした。相変わらず一缶飲み終わらずの内に笑いが止まらなくなっていた。めちゃめちゃ楽しいのだもん。どうして皆あんなに面白いんだろ。どうしてあんなに皆一緒に笑えるんだろう。久々に皆と騒げて楽しかったー嬉しかったー。狭いこたつの中に皆で入り混じって、食べて飲んでトランプしてバカなことして。うんやっぱりこれだな、これこれ。これが好き。

一通り騒ぎとおすと皆寝だした。みっちゃんとテレビを見ていたら、はっ!!時効警察はじまってた!!途中から見る。うわこれ、好きなドラマだわー。金曜深夜だからこそな感じがぷんぷんとしていて凄くいい。いちいちにツッコミ所が、ぷっとした笑い所が満載っていうかつまりツボにはまる。刑事ものなのにいまいちキレもなく緩やかな起伏がそのまま進んでいく具合がいい。また、衣装や美術セットがたまらなくいいなー、大好きだわ。制服の微妙な色やデザインがいい。部屋や警察署のセットも変でいい。役者がまたいい。オダギリ ジョーの変な髪の毛がいい。この人は様々な役柄をやるけど(そこまでじゃないっちゃないけど)その一つ一つ違うものをぜひ見てみたいと思わされる。そうゆう点でドラマで毎週見れるのは嬉しくってたまらないなー。しかし、麻生久美子が物凄い勢いで馬に見えてしょうがなくて見てて困る。特に横から映すと余計に。ものすごく人参を食べていそうに見える。なんかもうそのイメージがどんどん育まれていくなぁこれでは。
そして脚本・監督が三木聡だった。ああこの人かぁ。そうか、凄く納得。しかもなんかHP見ると5人くらい名を連ねてあるんだが、これは一体どうなるんだろう。あぁしかしテレビ朝日っぽいドラマでいいなあ。嬉しい。

そして25時だか26時頃だかに家へ帰った。冷めた世界にポツンと置かれる。嘘の世界につまみ置かれた気分。でもそれはそれでなぜかわくわく嬉しくなる。


木曜日はM先生最後の授業だった。寂しいものだなぁ。と、そんな思いもぶっとぶ驚きドキキキキキキッリ出来事があった。今年最初の胸きゅん。そしてこれで今年最後かもしれない。だって去年は11月にあったそれだけだったし。とか無駄な考えがよぎる。
午後は卒業研究の最終審査を見に行った。予想以上に2回生がまるでいなくて驚く。10人いなかったような。だから3回生が絶対見に行くように言われレポート提出まで強制されるんだ。すこしあほらし。賞には人の意見も色々だ。しかしなー、こう卒研見るたび、見るたびってまだ2回目なんだけど、すごーく不安になってくるというか、気が重くなってくるというか、自分が何もない人間に思えてしょうがなくなってくる。やるなら一年後にはもうテーマを見つけ出していなくちゃならない。果たしてそんなあと一年という短い期間で、私は見つけることが出来るのだろうか。というか正直全然時間が足りないような気がして、それがすごくこわい。やるにしても、きっとそれらに対しての自分の気持ちや知識は物凄く足りない。それでもやらなくちゃならないということになってしまう。それが憂鬱だなぁ…。はあー…。もう今年3回生だなんてな。ま、たぶんまだ3回生の内は色々悩みまくるのだろうな。悩むことすら出来なかったら、悩む根源を見つけることすら出来なかったらどうしようというループな悩み。
夜はドラマ白夜行を見た。予想通り、演出やカメラ編集があまり好きじゃない。特に最初のシーンはあまりに下手糞な気がした。凄くもったいない。それにとにかく繋ぎ方が気に障った。でもまぁ部分的に見たら良かった部分もあったし、次週からは大好きな2人がメインで話が流れていくのでそれに、2人の演技に期待しよう。孝之はすごくいい。この人はきっと根暗なんじゃないだろうか。まあ違ってもいい。とにかく陰の強い表情が凄く好き。どんどんその深みに陥っていってほしい。期待する。


ところで、とてもとても大切なMDを実家に忘れてきてしまった。それに気づいた時、思わず、死んじゃうかもと口走った。死ぬことはないが、気持ちの表現として忘れ置いてきてしまったという自分の行動に深く落胆した。未だに私にとってそれはそれくらい重要な役割をしている。あれがないと、なにか不安だ。たとえ手元にあっても聞かないことはもちろんある。でもそうゆうことじゃなくて、存在が重要なのだ。もしも突然自分の気持ちに崩れが起きた時に、それがないと私は困るのだ。想像しただけではそれは呼吸のしにくさが目に浮かぶ。
けれどそれから私はそのMDを送ってくれるように頼んでいない。メールをするのがめんどくさいというのもあるけど、事実としてそれが手元になくたって平然と生きていく、生きていける自分がいるわけで、それを認めざるをえないのだよな。そうゆう、もの。なんだろう、この、手の感触。なにもないのに