液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない

ばかのハコ船 NO One’s Ark [DVD]

ばかのハコ船 NO One’s Ark [DVD]

山下淳弘監督作品で、薦められていた同監督のリアリズムの宿を見ようかなと思っていたんだけど先にこっちを見つけてしまったのでこっちを見てしまった。音楽が赤犬ということで、前からこっちのが気になってたのよね。そして見るときになって、あぁこれ山下監督かぁと気づいたんだが。
ばかのハコ船っていいタイトルだなぁ。2時間近くあって、途中これで2時間見続けられるかなーと思ったんだけど、終わりが近づく頃にはえぇっもうこの人たちとおわかれなの?!と少々寂しさの感情が出てきてしまうかんじだった。だめだめな男に、やっぱりちょっとだめな女のカップル。この2人の細かな表情がすっごく人間らしくて、2人ともだめだめなんだけど、でもそこまで異常なものじゃなくてリアルさがあって、そこを思わずぷっとさせられちゃって、そしてもう見終わる頃には2人がかわいらしく思えてしまったのだな。
なんで別れないんだろ、なんていう考えは必要でなくて、2人の間にはそうゆう選択肢もなくて、そしてそれがごく普通で当たり前。その感じがすごくよかったなー。それが最後にまでぐっと感じさせられて、嬉しくなった。
笑いのツボの抑え方が独特だなぁ。凄い良かった!!とかは言わないけど、地味にじゅわじゅわ…と1人でぼそそっと笑ってしまう面白さがあった。なんかこう天気のいい休みの日の一歩も外へ出ない時に座布団を二つに折りたたんで枕にして横になってお煎餅ぼりぼり食べながら鼻で笑いながら見たい映画みたいなかんじ。