液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない

今日はきょうは、ずっとずっと行きたかったパン屋さん、フール・ドゥ・アッシュへ行ってきた。ドアをあけるとかわいらしくも存在をごりっと押し出している様々なパンが並んでいた。パンが並ぶカウンターの奥にはひらけた空間の厨房があって、シェフがいて。うわあああーすてきだなああああ。

レジに並んでいる際に見かけた焼き菓子たちもどれもかわいらしかったなあ。ぜんぶ食べて見たいとおもう。レジのお姉さんたちもすてきだったけれど、出るときにはシェフも笑顔で挨拶をしてくださって、とてもうれしく、袋をほくほく眺めながらお店を出た。


よし、うつぼ公園へ行って食べるぞー。ということで本町通りをまっすぐ行く。適当にくねくね曲がってと。しかしここらへんは本当にすてきなにおいを漂わせるひっそりとした、ゆっくりとしたお店が多いなあ幅のあるコンクリートの道に、あまり人通りもなく、少しふるぼけたビルと新しめの建物から時々人のにおいがする感じ。もっともっとここらへんに馴染んでいけたらいいなあ。おもしろいところ、いっぱいありそうだよ。

うつぼ公園へ着くころには、すっかり青空、太陽が降り注いでいる。公園は家族連れ、子供が沢山遊んでいる。高く茂った木のおかげで日陰になっているベンチに腰をおろして、さてどれから食べようかしら。決められるわけもないので、適当に手に取ったものから。そこで最初に出てきたのは。




小豆とくるみのフィセル。やばい、とてつもなくやばい。豆パン好きな私として、ものすごくうれしくなった。塩が効いた生地にかぶりつくと、外っかわのバリクシャっとした質感がみずみずしくて、更にそこに小豆があわさると、塩っけにより、より一層豆の甘みが引き立つってもんです。私はたとえばかぼちゃも大好きだが、同じように、塩っけで甘みを引き立てるのが大好き。そこの世界って、とてもすばらしいとおもうんだ。




お次はグリーンオリーブのフィセル。拝見しているサイトで見たときに、うわ食べて見たいと思っていたパン。パンにそのままオリーブがいるなんて、なんてすてきなんだろうと思ったから。ああ、すごいっ。なんなんだろうこの組み合わさり方。知っているようで知らない世界。はじめてなのに、ずっとここに浸っていたいと思わせられる安心感。すごくいいパンだと思う。




そしていよいよ登場するのはセーグル・フリュイ・セック。ほんと、ほんとうに、ビックリするほどの重さ。トングで掴むとき、ずぐぐっときた。本当に重いので、びっくりした。一体これになにが詰まってるんだ?知っているようで、知らないふりをして、挑もうと思った。外見からしてなにやら色んなブツがごそごそしているようなのがわかる。しかしそれはかぶりつくことでまた新たな扉が開かれた。そこには、色彩があった。ああまるで絵画みたいだわあ。刺しゅうの世界みたいだわあ。ほわあ。すごい。ずぐずぐかぶりつく。どこをかじったって、ぷちぷちぷちぷちと様々なしあわせが破裂する。せかいだ。




他ふたつは、カシスとイチゴのカンパーニュに栗とエメンタール・プリュスペカン。この二つは家で食べた。カンパーニュはまず見せる色からしてやばい。大好きな色だわ。味ももちろん胸の高まりをあげる。すごく好き。栗の方は焼栗がぐりぐりとあって、ナッツとチーズの香ばしさがこれまたスゴイ。むしゃぶるおいしさ。やみつきになろう。


そしてうつぼ公園ではただいまバラが真っ盛り!勢いのある陽がさしながらも、午前中に降ったと思われる雨の雫がまだ残っていて、存在が更にまぶしい。植物の生きる力をダイナミックに発揮していた。そんなたくさんの鮮やかなバラにすっかり魅了され、気づけば一時間近く、カメラで撮り続けていた。ベルベットの質のような奥深い色のアーチ、パステルカラーの黄色の小さな群集、白の色の孤高さ、太陽との最強タッグを誇らしげに自慢するかのようなドッキリするような赤色、どれもどれも素敵だった。植物の力には圧倒される。



そしてお次はまたてくてくと歩いてgrafへ向かった。あーやっぱり中之島の風の気持ちよさってだいすきだいすき。ふふん。grafでは現在「tenants展」が開かれているところ。3月から8月にかけての長い企画で、ギャラリー内に3つの隣り合うアパートメントという作りのスペースが出現しており、そこに様々なアーティストが入居、退去していくというもの。現在はthe teachersの“ウインド・パーカ”、有本彌生の“trans-traveler841の部屋”、華雪の“字の売店”の3つのテナントが入っていた。
わたしは華雪さんの作品がとてもすきだった。字というものが、ふしぎなほど、自分の中にすんなりと入ってくるという、初めての不思議な体験をした。うまく言葉にあらわせないのだが。わたしはやっぱり、字がすきだと思った。
このtenants展、もちろんこれからもどんどん入居退去が繰り返される。これからも楽しみな人がいっぱい!しかもワークショップなども盛りだくさんに行われている。どれか参加したいなぁと思いつつ、どれもだいたいお金がかかるので、どれにしようと悩む。出来るだけ通いたいところ。トースト占いおもしろそうだなあ。http://www.graf-d3.com/top.html



それから梅田まであるく。パン・カンテでフランスパンにチョコが入っているものを1つ購入。今日は他にあんまり欲しいのがなくって残念。そして阪神百貨店へ行って、はちみつ専門店のラベイユにてアカシアはちみつを購入。長野のものと、フランス、イタリアのものとを試食させてもらって、あっさりな日本と濃厚なイタリアの中間のフランスのものを購入。

これがうまい!!いやーんおもわずはちみつだけでなめてしまうわ。くまのプーさんの気持ちが手に取るようにわかってしまった。はちみついいなあいいなあ。お店にはいっぱいのはちみつがあって、とてもすてきだった。教えてくれるお姉さんも親切だった。はちみつにはまる。