本日購入したもの。

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

夏に映画化され公開されるというハチクロの、これの表紙の女の子の役を演じる蒼井優のすばらしいかわいらしさに胸がきゅんきゅんなりすぎてこまるから、ついに、原作を購入してみた。たぶんそれは自分に今すきな人があるからではなかろうか。漫画買うのとか何年ぶりかって。あぁしかしこれおもしろいなぁ。映画ますます楽しみだなぁ。あおいゆう、かわいいかわいかわいいかわいいかうぃあかいわかいわいい


大好きな写真でつくるアルバム絵本 (みづゑのレシピ)

大好きな写真でつくるアルバム絵本 (みづゑのレシピ)

みづゑの本はすばらしい。大好きな大好きな山瀬公子さんも出ているのだ。8ページもあるのだ。しんじゃうほどにうれしくてたまらない。蛙姿になって死にましょう。山瀬さんの作る服も大好きでたまらないけど、山瀬さん自身がとても素敵だなぁと思っているから、山瀬さんが載っていてうれしい。他にも大森礱佑子さんや(大森さんの単行本も欲しいのだけど売ってるのを見かけないのでアマゾンで頼むしかないのか)、wool,cube,wool!や、Goma杉浦さやかさんや、les deux、市川美日子などがそれぞれ独自の絵本を披露している。とてもとても充実している一冊だと思う。読む前から胸がどきどきする。なので読めないかもしれない。いやほんとうに


甘く、かわいく、おいしいお菓子 (セレクトBOOKS)

甘く、かわいく、おいしいお菓子 (セレクトBOOKS)

この本は、全国各地の様々なお菓子がひとつずつ丁寧に紹介されていて、とてもかわいらしいなと思った。しかも形いろいろ、色とりどり、種類あれこれ、というようにかた苦しくない分類わけがされてあるところがニクイし、最後には包み紙や手さげ袋、にまでいたる。それに、お菓子と手紙と題して作者の甲斐さんのお友達の方々からの手紙とその人が紹介するお菓子のページもあって、そこにもまた山瀬さんが登場しているのでうれしい。それに北海道のお菓子(特に六花亭の特集は胸きゅんきゅん。六花亭のスタイルってなんか好きで、包装紙もすきで、ぜひぜひいつか本店に行ってホットケーキを食べたいの)、東京や鹿児島のお菓子特集があるのもいい。こうなんか、ずらりと並べて見るっていうかんじのぐあいが、すごくくすぐられる。くっはーー、たまらない


エルマガはいつもいつも毎月買おうかどうか悩んで迷って買わない。今までに2冊くらいしか買ったことはない。スタイルはすきだし、特集などはおもしろいんだけど、ちょいと物足りない気がして。それに細かい情報量がすこしめんどくさい気もしたりして。番組表もいらないしなぁ。でもやっぱり大阪、京都、兵庫に密着した情報はいい。持ってたら便利というか、楽しく使えるだろうなぁと思いながら、買わない。しかし昨日友達の家で見ていたら、あ、やっぱりおもしろいかもと思って、豆腐特集なのもあって買っちゃった。



しかしこんなに買って、ぜんぶちゃんと読める時間はあるのかって。図書館で借りた藤田嗣治結局読めてないや。だって結局その数日後また図書館で借りた違う本を先に読み出しちゃってるんだもん。いろんなことがとってもちぐはぐ。最近ずっとこうゆうへんな借り方をしているから、返却日があべこべになってくる。出来ないくせに一度にいっぺんに色々取り入れたくなっちゃうよくばり。てゆうかあれよね。まずあれだ。ゼミ課題をやらなくちゃいけないの。来週までなのに、何も手つけてない。明日先生がさりげなく、えーと、やった?って聞いてきたら目をそらそうとおもう。課題のビデオ見てないくせに、先週見たビデオを貸してもらおうとしているわたしって一体。やろ、うん、やろ。全集 現代文学の発見第9巻 性の追及 なんてやつ読むより先にやらなきゃいけないのだろうけど、谷崎潤一郎読み始めたら結構おもしろくて。


そうそ、話はぶっとんで、先週見た作品について。Brothers Quay(以後クエイ兄弟)の「ギルガメッシュ/小さなほうき」という1985年に作られたアニメーション作品。クエイ兄弟アメリカ人の双子で、2人で立体アニメーションを作っている。イギリスで美術の勉強をし、製作もほとんどイギリスでやっているとか。
クエイ兄弟の名前は知っていて、特に有名作品らしい「ストリート・オブ・クロコダイル」をぜひ見てみたいなぁと思っていた。たしかアニメーションの本でいろんな人が喋っている中、塚本晋也ももしかしたらこれの名前をあげていたかもしれない(いってないかもしれない。話ぜんぜんかわるけど、新作撮って入るらしくて今から楽しみ!!2007年公開予定、松田龍平主演)。そのクロコダイルも入っているらしいビデオ作品集のうちのひとつを見た。
なんてなんてなんて美しい。なんて新鮮。それが率直な感想だった。例えばシュバンクマイエルやトルンカなどのチェコの作家の作品は、とても風刺的で強く刺激的。それがすきだし、それらはきっと多くの人に受け入れられる。しかし、クエイ兄弟の作品には風刺、寓意的なものが一切ないのだということ。そこにはとことんのめり込まれた緻密な洗練された美がある。すごいねえすごいんだよ。すごいわあ。美というものを、久々に新鮮に鮮烈に感じた気がした。おそろしい。そしてうっとりする。とても衝撃的だった。やられた…。
それで話の流れがまたすごいなあ。ギルガメッシュ伝説というものを元にはしているらしいんだけど。ただでさえびっくりなのに、次から次へと起こることにさらにびっくり。しかしそこでまた美しさがあらわれるから、ぐわっとむねきゅん掴まれてしまった。すごいなー。
しかしシュバンクマイエルにしてもクエイ兄弟にしても、あるべきものでないものがあるという、現実さが排除され作りものな世界というのは、とことん奇妙で危うい世界を醸し出すのかなぁ。ぐおおおおおおお、きみょうなせかいだなぁほんとに。ぐううううううううむうん。



そういえば、5月27日土曜日は、三宮市大谷記念美術館に藤本由紀夫の美術館の遠足へ行った。97年から10年をかけて、毎年1日だけ行われる展覧会。2006年の今年がちょうど10回目だった。最後に最初の参加をしてきた。