液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない

a sweetⅡ



ほいささまた朝日記になってきている。なんせ5時に目覚める体。朝の時間は一番ゆっくりとしたような、のろっとしたとろっとした空気。涼しいのもそうかもしれない。最近は暑くなってきたのもあって、毎日9時過ぎには家を出て学校へ行っている。それでも汗っかきは汗をかく。昨日はいろんなことがあって、体力をつかった。
図書館で英語の予習をやって、それから英語の授業。これで30日のテストまで授業なし。前期おしまいということだ。はやいなあ、というのも、4年目になると、流石になれる。はやさは分かっていたから。はやさははやさ。なにもいわない。いいたくない。時間は、悪くないだろう。たぶん。
研究室でちょっと作業をしてからお昼を取って、それから先生のプリンターを借りて印刷。なぜか遊んで写真まで印刷。そして勝手に薬師丸ひろこのCDをかける。セーラー服と機関銃が大好きなのだ。メロディも歌詞もドツボ。こないだ先生が、美しい美しい言ってかけていたので、中毒になってしまった。歌詞カードを見てみると、おおお、ほとんどの曲の作詞を松本隆さんがてがけているのかあ。うんうん、すきすき。そしてジャケ写の薬師丸ひろこ、めちゃかわいい。その後はライヒのCDなども聴いた。なんとなく、すぐに作業する気持ちになれず。それでも粘土をせっせと練り直して。研究室には、せっせと授業と自分の制作とご飯を食べる仙人みたいなだいすきなK先生がいて、3回生も4回生もいつもの顔がいて。
そんな中で、ふいに事は起こってしまった。私は、言われたことに驚いたし、それに過剰反応してしまっている自分にも驚いた。頭が真っ白というか、からっぽのようになった。気づくと教室を飛び出して、まだ出席を取っている先生のとこに走っていって、もうそしたら高揚した感情はあがることしか知らず、まったくもうといった感じに何があったかも知らぬ先生はさらりと去ってしまい、勝手にぼたぼたと涙を落とし続け、たえられなくなって、ゼミの先生の研究室まで走るも先生はいなくて、ドアの前で座り込んで泣いてたらとなりの部屋のI先生が心配してくれて、待ち続けるも帰ってこない先生に余計に泣き続けて、そうしたらさっき同じ場にいたs君がやってきて、やらかいティッシュをくれて、それでも涙は全然止まらないし、本当に久しぶりにこんなに泣きじゃくる状況で、深呼吸してもがくがくして力が出なくて、一度止まったかと思っても、胸の内がおさまらなくて、もう無理だと思っていつも開きっ放しのO先生の研究室に入って椅子という座る場所もない部屋で床に座ってまだまだ泣いて、s君はその間ずっとみまもってくれていたので、それは助かり、ようやく、一体何十分たったのかわからない頃に、先生が帰ってきた。
言われたことは、あまりにも、私にとっては触れられてほしくないことだった。一番、触れられてはならないところだった。自分でも、未だ解決できていないことだったから。言った本人は何の悪気もなかった。あの人はいつもそう、いつもの口調で、軽く、あまりにも軽くさらっと、言い放った。状況を素早く察するあの人の能力が、とても痛くて、とてもこわかった。私にとってそれはあまりに予想できないことだった。こわかった。すごく、こわかった。
私は、できるだけできるだけ、自分を整理してきているつもりだ。でも、どうしても、未だに整理できないことがある。それはどういくら考えてもわからなくて、いつも、あぁこれはまだ解決できないもっと時間が必要なんだろうって思っている。しょうがない、しょうがないから、今はただ黙っておこうと。私にとってそれは、ことばにならない、思いや感情だけで私の内だけでめぐっていることで、決して外へとは触れられないもので。だから、それを、他人にえぐり抜け出された時、パニックになってしまった。
わかってる。あの人は悪くない。私が泣くのが悪いだけだ。昔からいつも決まってる。泣くのはつまり悪いこと。涙は悪であり、正である。私は涙を信仰しているのだろうか。
帰りにs君の家に寄り、ごはんをもらって、23時半頃に帰った。久しぶりに遅い時間に帰宅することをして、空気が新鮮だった。家に着いて、冷凍しておいたバナナを食べた。あまり美味しくないように思った。