年月があるといろいろと変わっていってしまう。まあそれも不可避なものかも。それはまた過去に色彩を加えていくものかも。しかし何か新しく加わるものがないなかでは、なにやら喪失ばかりなようでぽっかりぽかりあいて穴ばかりが大きくなるように見えてしまう。

大宮のLoftからDOUBLE DAYがなくなってしまうそうで、昨日行ったらどれもセールに。ここで買った濃い水色のジャケットが、おもいでぶかい…。大学2回生のときに買って、以来、ひたすらよく着た。がんがん着た。しまいにはずいぶん色あせた。それといっしょに買ったキュロットパンツみたいのも、なんかよくよく履いた。履きすぎて、すこし擦り切れた感がおしりのあたりにもあるようにも見えて、今ではもったいなくて、ほんのときどきしかはかない。
なんかときどきふっと大学生の時のことが思い出されると、まるでぜんぶうそみたいに思われる。本当のうそのように思われる。作り話のイメージのたれながしみたいに感じられる。とても遠い話のようで、手ごろ感がない。それをなにとすればいいのか、片付いていないからかも。


今月はまだあと一日あるけれど、ななんと一度も感情どっかーんになることがなかった。それはまあなんと安泰なひびか。そんなわりあい安定の日々がもてたせいか、おちついて色々と考えた。うんうんうんうんわからなんと思いながらも問いつめた。こんなに考えてもなんもでないならもうどうしようもないのかもとか、こんなに答えのでないことはこれまでなかったかもとか、道のなさにぼうぜんと頭をぐるぐるさせた。そこになんでか改めた考え方がひらめく。
そもそも利益を追い求めるような職業、仕事が苦手でこわいというなら、それが本質にならないような仕事ならいいんじゃないか。人の役に立つ仕事、そこを本質とする仕事ならいいんじゃないかと考えたわたし。まあどんな職業だってそれぞれ人の役にたってるとも思うけど…。そこでぽんとひらめいたのが警察官。あまりにも私にそぐわないというか、イメージするのに遠すぎる感があると自分でも思ったけど、むーん、今の考えからそう遠くないものにおもえる。しかし倍率がすごくてびびる。
なので他にないかなと考え、保育士の資格。むーん、しかしこちらもいろいろある。試験で一年で取得するのはかなり難しそうというのも苦しい。
できればはやく、長くきちんと働ける場所で働けるようになりたいと思う。その仕事を長く続けるという覚悟を持ってできる仕事。これまでずっととにかく働かなくちゃいけない、お金を稼がなくちゃいけない、はやくはやく、と焦るも、もっと先までの未来を考えてしまいそんな今だけを見て簡単になにかに手を出すこともできず、かといって自分に何かがつとまるだろうか、自分の弱いところ、これまで何度も自分で目にしてきた自分の弱さに自分でおじけつくというか、それはでも一番の不安と恐怖かもしれない。またそこにははっきりしない、できない自分の意志があったからなんだろう。だから恐怖が勝るのかも。引け腰のよわさばかりが先立つのかもしれない。
とにかく働くんだ、もうこれ以上恥をさらしちゃいけない、こんな人間はゆるされない、はやく、はやく、といった思いにずーっと追いかけられるばかりでいたと思う。まあそうゆうのが完全に消えるわけではない。ふつうの目から見たら、私はほんとくだらないものなんだと思う。そしてそうゆう目で見られ判断されることがこわくて、かくれようとする。それが続けば続くほど、もっとそうゆう目で見られるんだけど。まあ、そうゆうのとも戦わなくてはいかんなあ。7月に、おばにそんな発言でザクザク斬られ、その後母からも更にザクザク斬られた。でもそれ言われた時、自分がどんだけの悪人なのかよくわかった。私はあまっちょろいのだ。楽な生活してるからいけない。
うんとまあ色々考えてみるもどれも楽な道はない。どれにするか決めなきゃいけないし、どれも険しいなぁ。ああほんと私はばかなんだなあとじっくり思う。母にはなんだかんだでどちらもそんなにあわないようなという感じで言われる。否定的なわけではない。私自身の中ではあまりあうあわないとか、どちらのイメージもそんなにない。でもその判断が正しいかどうかはわからない。でもまあとりあえず警察官の方の問題集すこしやってみてまた考えようというとこに昨日たどりついた。
そこに新聞でみつけた求人。倍率高そうだし書類通るだけでもむずかしそうだが、これはなかなかない、良いと思える仕事だったので、応募するだけしてみようかかかと。履歴書とか、自己PR書とか書くの、すこし苦手になってきてたんだが、むきあわねば…。




最近つくったちょっとよくわからないブローチのようなものたち。こうゆうのを作ってるのもまた癒しかも。大抵の材料は裁縫箱にためてたものたち。なんか、写真、へた?

なんとなくで作りだした第一号。おおぶり。

一番お気に入りというか、わたし好み。

これもよくわからぬままに作りだした。テーマは宇宙。

母にこれ何?と聞かれて答えにつまる。わたを入れるも、やや大ぶりになり、ブローチにしては立派すぎる?まあ鞄とかにつけたらいいのではないかと。

ちょっと異色なかんじに。つけてみるとなじむ、かわいい、ような。キッチュなかんじの月に乗った熊のボタンは購入したもの。母と姉にキモイと言われる。がーん。