液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない


昨日は三鷹ジブリ美術館へ。ひとりで…。10代のころから大抵のとこへ一人で行くのに特に気にもせず色々行ってきたつもりだけど(そうゆうとこだけ行動力があるような)、なんとなくここはちょっとためらいもあった。こうゆうとこは誰かと一緒にきゃっきゃと楽しむもんじゃなかろうかというか、大抵そうゆうふうに来てる人たちなんだろうと想像できる。でもまあ、いっか、べつに。と思って行ってみた。まあちらほら一人できてるような人も見た。でもそれ以上にやっぱり家族、カップル、友達で来ている人々がたくさんいるので一人で見たいとこは見るだけ見てやると軽く意地を張りたくなる気分になりつつ、外国人もずいぶんいっぱいいてそれの観察を楽しんだりもした。英米じゃなさそうだなーフランス?と思う男四人組の人たちも巨神兵と一緒に写真を撮れてうれしそうにしていた。

井の頭公園の敷地内にあっておおずいぶん緑に埋もれてるんだな!というのが外観の第一印象。でも入り口に近づくにつれて建物を見た印象はおおなんかディズニーランドのホーンテッドマンションで並んでる時に見る建物の風景みたいだとか思った。西洋風?な建物に、緑がわさわさ、というのが。中は思ってたよりずいぶん広くて、中を歩いていてもよくこんな建物ができたもんだなあというかんじの、すごく複雑なんじゃないけど、こんな建物歩いたことないってかんじがした。人がわらわら自由に歩き回れていて、真ん中の空間は吹き抜けになっているから上から見上げても下から眺めても、空間をすごく感じられて、いろんな人がいたるところで楽しそうにしているのがすごく調和してるかんじだった。それがなによりよかったなあと思う。

展示してあるものもずいぶんたのしめた。特に順路など定められておらず自由に見て回れるけど、おそらく多くの人が入って最初にいく部屋が混むときは混む。私はこれまでに何回か写美で驚き盤やゾートロープといったアニメーションの原理である絵が動いて見える仕掛け道具たちを目にしたことがあって、それらの目の前で手軽に絵が動く原理を体験できるのは何回見てもたのしくおもしろく、これらを展示してるというのはいいなあと思っていたが、その見せ方が写美で資料的なものとして見てたのとは全然違ってすばらしかった…(まあ写美もこないだでっかいゾートロープで見せてたのとか、よかったけど)立体ゾートロープも見てる人みな驚き。立体ゾートロープも以前、この運動そのままとりいれて、かなりでかい装置にしてアート作品として作られてあるのを見たことがあるから、まあやっぱり一応はじめからどういうことかわかってるんだけど、それでもやっぱり静止物たちの連動によって動いて見えるっていうのは、いくら原理がわかっても、おもしろいよなぁと。

他のどの部屋もずいぶん楽しめる。イメージボードの絵とか、いくら見てても飽きないってかんじ。それだけじゃなく、資料として集めたスクラップブックのようなものや、屋久島とかかなと思われる資料写真とかもあって、ほんと、どうやってジブリ作品が生まれるのかという裏側を肉付けされた感じになって、作品を見る目がよりぶあつくなるというか。鉱石のようなもののスクラップとか、ずきゅーんとわくわくどきどきした。3時間くらいいて(巨神兵のいる屋上へどっから行くのかわからなくて一人でうろうろに時間かかった)、最後外に出てテイクアウトできるとこでアイスを食べた。ひとりでアイス食べるのはなんかさすがによりどころのなさを感じた。一人で外で食事するのただでさえ苦手だからなあ。でもまあぼーっと食べた、つかれた…。ちゃんと食事のできるカフェは15時だってのにたくさん並んでいた。

行きは三鷹駅から玉川上水沿いに歩いていった。いやあここがいいとこだったなぁ。玉川上水の緑ぼうぼうなあるがままな感じがよかった。ほどよく静かでなごやか〜。三鷹はじめて来たけど好印象。帰りは吉祥寺へ向かうことに。井の頭公園内をつきぬけていこうとするも、途中で道路に出てしまう。う。でもでかい公園は方向感覚わからなくなるし出れなくなりそうと思ってそのまま道路で行く。吉祥寺ってなにがそんなに人気あるんだろう。まああんまり歩いたことないから知らないのだけど、駅周りのせまくてごちゃっとした感じがにがてだ…。



借りぐらしのアリエッティ』は先週見た。これはジブリ好きなおとなからすると、否があるのかも?と思った。わたしはすごくよかったと思った。宮崎駿とはちがう才能なのかなと感じた。まあおなじ才能なんてないか。宮崎駿という存在はでかすぎるしなあ。まあひとつ欲をもつとしたら、もっと長くてもよかったなあということ。ところどころ、もうちょっとここの前にもっと物語の流れがあってもいいのでは?と思うとこがあった。それでも後半ぎゅっとつまったかんじがあって満足した。
それに、はじまりからすごく胸が高鳴った。アリエッティが初めてスクリーンに姿を現した時。するするっと身軽に確かに草の茎をおりていく。その草、葉、アリエッティの表現がなんかすごくよかったし、小さな人間を見てしまった!という驚きは、翔と同じ視点にたつことができて楽しい思いをした。
そして「はじめてのかりよ!」というセリフにすーーんごいドキーーンとした。この「かり」というのはタイトルにある借りぐらしというのが人間の生活からいろいろなものを借りてきて生活をしているということであるように、借りてくるの「かり」なんだと思うけど、なんかそこには14歳の少女が待ちに待ったはじめてのことに対する嬉しさや喜びや勇ましさがそなわっていて、ぬをおおおお!とこちらも戦慄をおぼえたのだ。でもって、このまちにまったようやくの出発というようなのは、キキを思い出さないわけにいかず。しかも、アリエッティはその「かり」のために洋服をどれにしようか思い悩んで赤いワンピースを着る。家ではクリーム色の服で、髪の毛も結わないが、かりに行くようになってからは外へ出るときは着替えて髪を洗濯ばさみでまとめる。この服を冒頭で着替えるというのも、色々違う点もあるけどキキと似てると思ったし、さらに、なんと鏡の前でくるくるとまわった!うわ!キキとおなじことしてる!と興奮。

んでアリエッティはお父さんとはじめて人間の家へとかりに出かけるのだが、そこではじめてアリエッティが目にする世界の描写がすごくたのしかった。ロープをつかってつつーっとおりていくときの視点がすごくきれいだと思った。暗やみに向かうのに、アリエッティの目はきらきらしてて、先がひらけてる。アリエッティから見る人間の世界という描写は、かなりおもしろかった。高さや大きさだけでなく、音にしても。ああそうかっ、そんなちっちゃいとそんなとこ歩けちゃうんだ!!とか、そんなちょっとした音がこんなに恐怖を覚える音に聞こえるんだ!!とか、こまかいとこで感動してしまう。

それとすごくいいなあと思った描写は、アリエッティと翔が部屋の窓ごしに、葉っぱごしに会話をするシーン。葉っぱにアリエッティの影がうつってて、それがすごくいい!その葉っぱ一枚に隠れてしまうアリエッティの小ささとか、たった一枚の葉っぱによってお互いに姿は見えずのまま会話してるとか、そのかんじ、届くのに届かないっていうよな距離感がその緑色のはっぱと黒くなった影にきゅーんとこめられてるようで、すてきだと思った。こうゆう距離感って、今までジブリでないかも?と思う。みんなもっと簡単に体くっつけちゃうような。なんかほかにも宮崎駿だったらこう描いてないんじゃないか?と思ったりするとこがあったし、それが楽しめる場面であったと思う。

ときどきやや唐突に感じる場面もあったけど、同時におもしろいと楽しめる場面もいくつもあった。うんだから、やっぱりこれは宮崎駿にそのままならったんではないおもしろさが見れて、新しい違う才能なんだろうなと思った。違う枝葉のような。




8月31日の品 シンプル気味


9月1日の品 すぐまとまった


9月3日の品 すぐまとまった

作っててよくわからなくなった


9月5日の品 ちょっと大変だった 永沢君みたい


9月6日の品 装飾物少なめ


9月7日の品 あれやこれとてんてこまい


9月8日の品 なんか邪念があるのかどうか

毎日ひとつ作るのをめやすに。


ついでにこれは100円の箸置きでつくったネックレス。自分でつけるたんびにくくくとわらえる。

あべのにあったキッチンキッチンが大宮にもできてやっぱりここでも狭い店内に人がうごめいている。