液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない

キセルの近未来というアルバムを聞いているとびっくりするくらい歌える。わわっと我ながら思うくらい歌詞をよく覚えているんだなあ。そんだけよく聞いていたんだなあと思う。10代の頃によくよく聞いた音楽は深くふかく、染み込んじまってる。それは遠い昔から知っている音楽となって今の私にはねかえってくるようで。それは大きな山と空とふるえるような夕日のにじみゆらめきまぶしさのような景色だ。なんでこんなに覚えちまってるのかわからないくらいだけど、ただそれがすべてを物語る。それはシロップでもモーサムでもおんなじで、そんときは、どんっと上下の地層の世界がまぜこぜにされて下で眠っていた記憶たちが急に現在の地表に顔をだし現れてくる感じだ。それらはねえ、なんともいとおしいんだなあ。抱きしめたくなる気持ちだし実際そうなんだ。抱きしめてしまうんだ。
音楽はそんなものもくれるんだなあと、それは今知ること。
さあてこれからキセルライブだー。たのしみだー。しかし近未来好きすぎちゃう。歌詞がぜんぶぜんぶこちらにやってきて困る。
しかし不思議なことに昔はおかねなかったからCDを全部は集められてなかったりする。キセルモーサムも。それがいまだに継続中。中古で買ったりはしつつもライブ優先だったし。しかし知らん曲でもライブで覚えりゃよかった。なんか今考えるとそんなゆるやかな考え方が懐かしく、それでもいいんだなあって思えたりする。