やっぱりときどきやってくるむなしさ、まあ生き物だとするならずっと息をしているようなものかと思うけど、なんでもないようなものことに押しつぶされてしまう気持ちはするり抜け出してどこへ行くかといえば生きていることへの苦さ、ずっとじゃりを口のなかにいれているような心地の悪さ、自分が生きてることにいやになってしょうがないというようなそれだけのかたまりになってしまう。そしてそれはこわい。そこにいることはよくないし、かといってそこからの脱出は自分でどうにかするしかないけどいつもこたえがない。自分がそれに耐えれるか、ぬけれるか、向き合えるかのはなしになる。でも正体不明のそれと。

自分が息をしていることが憎くなる。それは醜い。醜い自分が許せない。気持ち悪い。気持ち悪くてはやく死んでほしい。そんなことをだましながら見栄を張りながら毎日を無駄に注ぎこんで、自分が生きてることに決断をくだせないでいる。

ナウシカを読んでいると、人がどんどんどんどん死んでいって、自分もこのなかのひとりのように簡単に死ねたら、死ねないのはなぜなんだろう。自分の命がどこかに放り出されることを夢見てしまう。自分が生きてることはこわい。気持ち悪い。

これナウシカ読んでるからよけい気持ち下降ぎみになってってるのかなー。