今日は出勤。午前中は大してやることはなく、私は刺しゅうの本を3冊持ってってがっつりトレースなどして時間を過ごす気まんまんでいた。電話があって、Sのyさんがこないだ渡したメディアがずいぶん余ったから返しにくるのだという。え、それは、話し込むのでは?という予想どおり、あさいさんと仕事事情について話をしている。なんか完全に景気の悪い話でしかなくて、陰鬱すぎてこんなのいやだと思って私は一切話に加わらないでおいた。最近はたいして付き合いもないし、とにかく私はすっかり愛想のいい人をするのからはおりている、職人だからそれでいいやとこういうときだけは職人気取りに逃げているわけで、まあとにかく暗い話に自分の精神がのみ込まれるのはなるべく避けたいのだった。にしても私ってほんと仕事に興味がないんだなと思える。こんなんでよく仕事してるなって感じがする。午後から車のシート貼りへ。向かう道中、車の中でたまむすびを聞いていてオープニングのトークのあとに竹山さんの選曲でナットキングコールのスマイルが流れた。へえ竹山さんそうゆう選曲するんだと思った。流れてくるやわらかな声。ああほんとなんていい歌声なんだろうと思うとそれだけでほっとするような、あたたかいものが体の中を流れていくようなのだった。まあ今となってはJOKERのホアキンの笑みが忍び寄ってもくるわけだが。


Smile (Remastered)

作業してるときになぜだったか子どもの頃の話になった。そうゆうことはよくある。子どもの頃の話だ。あさいさんが幼稚園の入園式の話を最初にしていた気がする。トラウマ的によく覚えていると。私は保育園だったけど、母からは途中から入園したみたいに聞いた記憶があるし、2歳から入ったというのも聞いていて、つまり気付いたときには保育園に通っていたみたいな話だ。毎日の朝に泣いていたというのも聞いた話。保育園に通っていたころの記憶で自分の記憶としてはっきり覚えているものなんてほんのごくわずかなものしかないように思う。プールで急に誰かがもぐってると思ったら私だったという話や、遊戯会的なさるかに合戦で急に堂々とやり始めた話は母から聞いた話にすぎず、節分で鬼を怖がり泣いている姿や、クリスマスらしきときに作ったぽいクッキーを持った姿などは写真を見てそれがそのようにしてあったんだ、ということを認識してるにすぎない。直接の記憶ではないと感じる。直接の記憶というと、たぶんひとりひとりに与えられていた自分の荷物の置き場所を示すマークがひまわりだったことがあるということくらいの気がする。そのひまわりのマークを見つめていた記憶だけはなんとなくブレていない、ずっとあるイメージの記憶のように思える。雨が降っていたし気温も低くて疲れた。やはり寒さは疲れる。それなりに着込んでいったが靴がまちがった。今週は車ばっか。夜ご飯に納豆、春菊、ねぎ、みゃうが、しめじ、油揚げ、たまご、パクチーで雑炊ぽいものをつくる。だしとみその味付けもパクチーいれたら結局パクチー味になるがさらさら食べられて気持ちが楽になる。BS1で撮っておいたノルウェーのドキュメンタリーを見る。オーロラという少女がビジネスをふくんだ音楽の世界でそれでも自分の表現として音楽を獲得していく。音楽って残酷だと思う。神聖される。

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