短期のバイトを探しながら、この先のことへの不安がつのる。ひとり暮らしなんてする余裕はあるんだろうかとさえ思えてくる。はやくも実家生活になじみすぎている自分がいて、さっすが長いことからしてる家でのなじみ速度はなんてはやいんだと思うしひとり暮らしの生活感がこんなにもはやくに希薄になるなんて信じがたいぐらいだけど、そんなんもあって、ひとり暮らしがとても怖くなってくる。本当にそんなことしてたんだっけな?と思う。漠然とした不安のふくらみは空を侵食する暗雲みたいにはやい。夜につれてどんどんマヒしていく。こんな時は抗いようがない。不安で絶望で苦々しく何もできない無能であることを体現したらいい。シャワーもあびないで眠りにつきたいが眠れない。アマゾンプライム海炭市叙景を見る。見るの何回目だ、なのにいつも忘れてる、そして思い出す。