ル・グィンの古い音楽と女奴隷たちを読んでいる。ル・グィンの描きだす、作り出された世界はとても細かな緻密な描写の連続で具体性に満ちているから、それはありえたもうほかの世界なのだと、しだいにどんどんと真実として受け取っていくようになる自分がいている。なんか、本当に自分が思ってるように思ってることをそのまま書きたいと思うようになると、すると、なにか日本語がおかしくなるが、でも私はそう言わないとだめな気がする、それをちゃんとした日本語にしようとするとなんかちがうんだよってものがある。あらためてなんだか言語はむずかしく、窮屈だな。イメフォで「誰がハマーショルドを殺したか」と「タッチ・ミー・ノット」を見た。どちらもなぜか偶然にもフィクションなのかノンフィクションなのか見ていてわからなくなる作品だった。いまこの2本しか上映してないのにそうゆう要素をもちあわせた2本を上映しているということがなんかすごい。