気持ちがふさぎこんだり頑張ろうと思ったりの行ったりきたりでそのことに困惑する。ダメだと思いながらダメだ、だめのままでいる。頭痛がするようなしないような頭痛がしていると思いたいだけなのかよくわからない。ETV特集で録画しといた羽仁進さんの番組を見た。是枝監督が思ってたよりいっぱい喋ってて、それを撮ってるカメラマンが山崎裕さんだったからもうずっとカメラ気になっちゃった。しかしすごいな。なんかもっと掘り下げて作られても良い番組のような気がしたが。是枝監督がやってることとほぼ同じだけど、それを50年代にやっていたわけで、フィルムの制限があるなかでやってのけているのがまたすごい。出自はいいところなんだろうけど、吃音が幼少の頃にあったという経験がいきているのだろうか。あといつ録画したのかもわからないけど映画「死刑台のエレベーター」を見た。これも思ってたより断然すごかった。最後にバッドの溶液に浸した写真が、その像が浮き上がることでエンディングを迎えるわけだがそれがもうすごく美しかったので驚いた。像が浮き上がるということがあんな鮮やかに映画でうまいこと使われてて、それはアイテムとしてよくあると思うんだけど一線を画している気がした。カメラが何かキーになるのかなとは見ていて思ったけど、最後にさらっと回収、でもそれが全てを物語ってしまうという流れがスマートすぎる。登場人物たちのルックスの美しさと身勝手な行動のバランスもなんか良い。主役?のふたりが結局直接顔をあわせてるシーンはなかったのかな?電話のやり取りだけ、それもまたよくできていることだ。つらい時は何見たらいいのかわからないけど何かを見て紛らわされたい、ということでネットフリックスでソン・イェジンの主演ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」を見始める。ソン・イェジンがかわいすぎてやばい、という気持ちで麻痺する。