時々あることだと思うけど日記を書いていることがとてもバカらしくなって、自分の書いていることなんていつも同じことの繰り返し、同じ話、根拠のない、偏った、その時だけの熱量、という醜態をさらすことに虚しさや諦めの気持ちがわく。ひどく気持ちわるく、恥ずかしさとアホらしさで蔑みの態度を備えたくなる。頭に浮かび上がり、点から点にうつり跳び線になろうとするものごとも結局は虚しさにたどり着いてしまう。乏しいのだと思う。いつもそのことにがっかりしてしまう。最初からこたえは決まっていて、それにたどり着くためだけでしかないようにも思う。そのこたえはもうずっと前に定められているもの、だからもうずいぶん古びて朽ちていていいはずなのに私はそれをいまだに信仰してしまうのだから。おろかっていうか、もうほんと化石みたいにしか生きられないんだなあという感じ。自分が少しでも筋を通した思考をしていなければならないと脅迫的にも思うのは、自分が子供の頃からずっと嘘と不誠実さで生きてきてることへの戸惑いや恥や罪悪感や疲労からきているんだろうと思うと、なんだか力が抜けてしまう。くだらなくて、虚しくて。