20031226 新宿LIQUID Room

THE FOX / COM.A / BUSH OF GHOST / SHIRO THE GOODMAN / 赤犬 / Joseph Nothing / SOUL FIRE / オオエタツヤ / DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN / 大友良英 / DJ CHERRY BOY


22時過ぎくらいにリキッド入り。20歳未満は×ってことで、身分証明書の提示。姉よ2年と半年ほど早く生まれてくれててありがとうと感謝しつつ。

イベント自体は21時スタ−トだったのだけど、このスタ−ト時点から20分ほどは押していたらしく。全てが遅れて積み重なっていっていた。

赤犬の時にはロビ−からごっそり人がいなくなっていた。少しおもしろかった、そうゆう光景が。赤犬が終わった後は人でごった返していた。ぎゅうぎゅう〜。タバコが循環している空気でノドがからから〜。トイレはさほど混んでなかった。カレーとバナナマフィンみたいの杏仁なんとかみたいのとタロット占いみたいのが売られていた。

いつのまにかタイムテ−ブルは狂いまくって1時間以上遅れていた。(っぽい)頭がどんどん薄くなっていくような感じだった。ゆげ〜。んーでも、結構あっという間に時間は過ぎていったようだった。

オオエタツヤさんがやってる途中(時間さっぱり不明...3時くらい?)で中へ入る。人はまあまあ?下手(通称タケイ側...)後方へ。ほどよく空間。

眠いってんでもないけど頭と瞼が朦朧としていたので、瞼を下ろす。多分寝てはいなかったけど立ったまま寝ているような状態を繰り返す。んーうつうか立って瞼閉じて聴いてるのがとっても気持ち良かった。気持ち良いさえも通り越した、無重力のような感覚、どうでもいい。ずっと座っていたのもあって立っているほうが不思議と楽な心地だったし。脳は微かに生きて死んでて、視界は無くて重くて、人ごみの音とライブの音(どんなだったか全然思い出せない。。)の渦巻く音。ぐぎゃー、この状態は中々良かったのでした。デ−トコ−ス見る前にこうゆう状態になっていてとても良かったのだと思う。

そして3時半になったところで、ステージ横DJブースからステ−ジへと照明が切り替わり人の目が切り替わった。

DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN
終始ああほんとだ〜と思ったことは、男の人が圧倒的に多いということ。私の近くにいた、目に入った女性は二人くらいで、本当に男性率高し。ほええぇ〜・・・ほんとにそうなんだぁ・・・と思いました。

1曲目のCatch22は多分2.30分くらい。うわあほんもののきゃっちだよ〜うわ〜うわ〜ほんものだ〜ほんとにいっきょくめだ〜と思って実感、感動(笑)だってなんか、ねえ、ほんとに、ねえ、普通に考えたらおかしいじゃないですか(笑)まあこれは今だから思う、思えることであって、実際は全然思ってなかったけれど。30分の中で繰り広げられたものはとてもバラエティ豊かで、1つのお皿にいくつもの料理を取って食すような感じだった。熱いもの、冷たいもの、ぬるいもの、固形、どろどろ、な色々。それでも、あっという間に1皿は食べ終わってしまうもののように、あっという間だった。

Catch22から構造Ⅲへの繋ぎ目がとてもキレイな光景で、ときめいた。

構造Ⅰは生で聴いても本当にとてもキレイでキレイで目の前がキラキラだった。んで、構造Ⅰに限らず、栗原さんのベ−スってすっごく大好きだー。ライブ盤のを聴いてる時からとても思っていたことで、実際でもとても好きだった。すっごくカッコイイ!多分カッコイイって表現も変だとは思うのだけど、カッチリ一つ一つが固まったような音のあの素晴らしさがもうカッコイイ!のです私の中じゃ。特にこの構造Ⅰでは一定の音を保っていて、それがすごーく気持ち良くて。CD以上に以上に以上にすごかった!そのベ−スの上にキラキラ流れ輝く音たちのバランスはとても素晴らしいものだと思った。もうずーっとベースの音に保たれてゆ〜らゆら〜。
ちょうど後ろに座り込んでる人が二人いて、ずっとちょと体重後ろにかかった時あぶないかも・・・と思っていたのだけど、2.3度それが本当に起きそうになって焦った焦ったあぶなー・・・・座るならもっと後ろで座っていてほしかった。。ああ栗原さん最高でした!!!

5曲目のStain Aliveは音源では聴いていなくて、初めて聴く曲だった。初聴きだったのも含めて、すっごく良かったなぁ・・・テナーサックスの音に(後関さん?)とろけそうだった。とてーもすてーきでした。

次はHey Joe。これまたうわ〜ほんものだ〜と思った。我ながらちゃんと嘘だ空想だと言ってだけあるな〜(笑)多分そうそうこう思ってきたことってなかったんじゃないかな?しかも何故デートコースで思うかな、って感じだけど。べつに同じ時間で活動してる人たちなのに。それでも思っていただけあるっていう話。私が一番聴いてたのはDCPRG3/DCPCD2のライブ盤なんですが、これに収録されてるCatch22って大分聴きやすいものですよね?MUSICAL FROM CHAOSのCatch22×5に比べたら。そうゆう意味では(意味ではになってるかな?あんま繋がってない文章になってる気がしますが・・・)1曲目のCatch22でのああほんものだ〜ってのは、同じようでもちょっと違います。って、これ多分わざわざ書く必要少なかった気が、ここまで書いてから思ってます。えっと確かスローテンポでしたっけ、適当に曖昧。

お次の構造Ⅴは普通に単純に聴けて嬉しかった。唯一そう思ったかな。他の曲では思う余裕もなかたっというか、なんというか。場面場面がシビアな感じ。この曲の空気はクセになる。

ここで一旦おしまい。そしてアンコール。菊地さんはコート(かな?)を脱いでペラペラなはだけたシャツ姿になっていた。

そして色々喋っていた。これから何が出るとかなんたらかんたら。客と適当に会話。そして、「僕らがここ、リキッドルームでやるのも最後です。なんたらかんたら。」と。ここら辺を喋っている菊地さんはとても良く私には映った。菊地さんのああゆう喋り、文章は、が、好きです。まあ色々思い入れがあるみたいだし、詳しくは忘れたので本でも読み返しましょう。そして曲名を言った。

「天国と寺院の構造」

私は反応が鈍かった。拍手が起こって2秒後くらいにハッと気がついた。(・・・・えっ、)わぁっ・・!と多分声に出した。構造と力で唯一番号ではなく、なんたらの構造、のなんたらの部分をしっかり覚えている1曲だ。つまり大好きな曲なのでした。

コレ、10月に激しくうつくなっていた時に大好きになった曲。つまりメモライズ消去した頃の話。ちょうどその数日前くらいにいただいたMDで、たまたま2.3度目に聴いていた時だった。うわーだいすきーと思った。んでその時またちょうどここのインタビューを読んで。(構造と力の各曲解説)偶然っていうか、タイトル、曲からしてそうっちゃそうなんだけど、ああ〜、だからかー!と少し苦笑しつつ少し納得したような感じだった。
いやまあ、そうゆうことですか。このインタビューページっていうのは前から知っていたんだけれど、アルバム聴いてから読もうと思っていて、まあそうゆう偶然みたいなものもあった。まあそうゆう諸々があって、大好きな曲化してました。
元々今日やる曲についての予想とかって一切無かったし、空想だ嘘だって言ってたからそりゃあそうで何も考えていなくって、まあそれでも普通に簡単に構造と力の曲をやることくらい考えてて良かったんだろうけど、っていうかこれまでにⅢとⅤもっやってるしなんだけど、本当にまっさら何にも考えていない白けた脳味噌だったので、わっ、とびっくりし、喜んだのです。菊地さんやってくれるじゃん!いい人じゃん!と勝手に思ったりしてみた。

前半部分はCDを流していた、ROBIN WARDって人のWonderful Summerって曲らしい。かわいらしくも狂気があるみたいな感じでぴんくのフランス人形っぽかった。(激しく曖昧適当)そして後半が始まったのでした。よかったー。(覚えてない)ああでもやはり生は良いなあってしみじみ感じた。Stain Aliveは音源で聴いていなかった曲だけど、こうゆうおおらか〜なしっとり熱を帯びてる曲達は生の熱熱しさをもろに感じる。静かなんだけど、熱い火に触れているような、やけどするような。管楽器の熱が一番伝わってくるなあと思った。うわあ、なんて良い感触。

ここで、アンコールでやってくれて嬉しかった曲でした。

これで終わるのかな〜?でもそれじゃあしっとりすぎるような〜?でもそれもありってもんなのかな〜?どうなんだろう〜?と思っていた。そしてこれまたとても綺麗に繋がっていった音はミラーボールだった。ここの場面が多分一番好きだった。今でも覚えている、映っているくらい。とても美しくて、見てはいけないものを見てしまったような恐怖感と好奇心に見舞われた。後ろで、暗くて、混みあうステ−ジ上の全ての楽器と人が見えていたわけじゃない。それでも、とても素敵な光景だった。

くひゃーっ、このミラーボールは思わず最高っ!と勝手に思っていた自分がいた。脳味噌グッパーチョキ。支配されて終了。

うーんとうーんとうーんと?正直な気持ち、1回見ただけじゃ、まだまだわからんなーと思った。1回見て、ようやく、あぁ〜、みたいな。意味不明すぎる・・。(デ−トコ−スが、じゃなくて、自分の言ってることが)まあどのバンドとかだってそうかもしれないけど、格が違う・・・・・視覚的には理解できた。出てくる音だって、あの場にいたら結構すんなり理解できてたんだと思う。ただ、自分含めあの音で客が踊ってるのっておかしいって、踊らされながらも思った。こんな音楽あるの、おかしいっていうか、おかしっていうか、おかしいっていうか、つうかほんとなんかおかしいけど、でもどうでもよくなっちゃうような気分にされて。

普通の人はああゆうことやろうって思いつかない、とRさんが言ってて大納得!
つくづく菊地さんの諸々に(デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンは、1998年から神経症の症状として僕に取り憑いた「戦争不安」に対して、ジャズやファンクによってアゲインスト&アジャスト(抵抗と適応。ですね)しようという、結構逼迫した欲望がダンス・バンドという形でフロアに結実した運動体で〜。とかっていう話など)に感謝?やー、ほーんと実際生で聴いておかしいっていうのは確認。べつに、音があわさって鳴ってる事はおかしくないの。ああゆう音楽があることが、作られることが、おかしい。落ち着いて考えるより、ああやって実際踊ってると気付くものなのだなー、ははーん?

そんな感じの視覚と聴覚。
ライブ盤を結構聴いてたのもあったし、夜中で、リキッドでっていうのもあっただろうから、始まって、そこまで、思っていたほど違和感とかは無くって。その上で、それ等理解したうえでの、総合?で言うと、デ−トコ−スのライブって、宝石が山積みになっているようなステ−ジだなー、と思いました。色とりどりのキラキラ輝く宝石がステ−ジ上に宝の山のように盛られている感じ。まあ宝石の山なんてそりゃあ見たことなくってそりゃあ想像とか色々だが。うん、これが一番に思ったこと。出てくる音を聴いての、演奏する人と楽器の見た目って、そんなんだった、まさに。んでー、客はその宝石を?宝石で?楽しんでるんじゃない?ってな感じ?
ここらへんは今思いついたのでテキトー。や、これはスパンクスの影響か(笑 えない)まあでもほんと宝石のようでした、すげー。


そして、とても生々しい音楽だと思った。肉も血も剥き出しに見せられているような。まあだからあれだ、ライオンとかがうさぎを食いちぎってるような感じ。(れ?ライオンってうさぎ食う?)それが構造だ?ジャズファンクだ?グル−ヴだ?なんたらかんたらってことなんでしょうなー。ひょひょーん。

まあ、こんな感じが今のDCPRGを初めて見た10代の女の感想です。色々な音楽を聴いていてずっと見てる人の意見というのはまたそりゃあ色々あるものだとは思いますが、それはそれでほお〜へえ〜と思っていますが、うーんと、こうゆう人もいるってことで。(いみふめー)

つうかどれも全部今になったからこその感想。大体どのライブも終わってすぐの感想と、しばらく時間が経ってからの感想とある。と、違う意見になるってことじゃなくて、落ち着いてきて見えるものもある。デ−トコ−スはほとんどが時間経ってからだな。

だって終わった後と言えば、大友さんのぐぎゃごーずばばばばばー・・・・・・・・DJの真っ暗な最中、なんとかドアを出てすぐのとこで寄りかかって座り込んで声が出なかった。一文発したいのに、途中までしか声が出なかったのにはうけた(笑)

頭の回転も何も無いまま、外へ出た。2℃というのは嘘だと思った。そしてゴミ袋からもれたカニが真っ白な腹を向けていた。
電車に乗って1.2駅過ぎたところで気付いた。雪が降っていたのか・・・ちょうどデートコースがやっていた頃だったんだろうか。おもしろい。
バス停は信号の直前で、色々あって渡るためには下りたら大抵スグ走り出す。待つと長いから。朝から走った。そんなよくわからない朝でまた一日が始まって。

はあ、行って良かったです。行けて良かったです。

RさんKさんには一緒に早くに入ってもらったりと色々お世話になりました。CさんTさんKさんと皆さんおもしろくって、もしかしたら一人だったら行ってなかったし、時間も潰せてなかっただろうし、だゃーっと色々ありがとうございました。お疲れ様でした。

つけくわえると、どれかの曲でのかけあい?みたいなとこが凄いーと思った。どれだっけ。

そして、菊池さんはよく死なないなぁと思った。でもそれは菊地さんだからなんでしょか。なんかデートコース見たら、生々しいからか、心配するまでのファンになったような気分。やーなんかでもまあほんとよく働いていらっしゃるので。私でも思うくらいってすごいなー。はあまあわけわからない感じで幕を閉じます。

デートコース聴いてる人って、感想書いてる方って、やはり感想が簡潔っていうか、まあそりゃ長く見てるからかもしれませんが、そうゆう感じの方が多いので、私はもっとーとかって思っちゃうんですが、まあそうゆう音なんでしょうけれど、モーサムだってそうかとも思うけど、折角なので、初めて見たので、子供っぽい文章ですがずらっと書いてみました。まあそれは自分自身がやりたいだけか。どうでもいいですな。記念。

しかし敬語になってたり、色々ごちゃごちゃだなー。バラバラに書いてたり、繋げたりで余計だろうか。つうかちょっと無理矢理すぎるような・・・まあ、ひとまず。