昔から自転車をこぎながらお菓子を食べるのが好きだ。車や人通りが少ないところで、人や車が途切れたところ、夜、何かを片手に食べる。特に夜の人通りも少なくなった道がいい。狭い道とじゃない。ふつうに車が行き来する幅のある道で、街灯が同じ間隔であって、コンビニがあって信号があるような道がいい。いつもの街に突然自分ひとりだけみたいになって、そこで食べるそれは妙に幸せで美味しい。まあそうゆう道じゃなくたってどこだって。人通りがあったって、一瞬の隙間を狙ってぱくついてしまう。楽しいのでおすすめ行為。
土曜日に学校へ行って映画を見てから植田正治の写真集を眺めていた。いいなぁいいなぁ。こないだ写真美術館でも初めて見る砂丘シリーズの写真があったけど、そこでも見られなかった砂丘シリーズの作品を写真集では見ることが出来た。なんてステキなんだろう。空と海と砂丘と、それぞれの折り重なる景色がただただ美しい。地球がおりなす線はとてもなめらかでふくよかでそれはもうなんか言葉がない。またそこに置かれる黒い存在の人々がとても新鮮で強烈なイメージとして目に飛び入ってくる。砂丘という場所に、どんな言葉も呑み込まれてしまう…。自分の言葉不足をつきつけられる…。
また、福山雅治を撮った写真もすごく好きだ。そうゆう写真集みたいのもあって、そこに書かれていたエピソードが印象的だった。
わたしなんでこんなに日記書いていなかったんだっけ。