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ここ2年くらいで生理前後が重くなったなーとは思っていたけど、ここ数ヶ月は更に重くなってきているような気がする。ってわけで先週の木曜日がピークで、そうか、その一週間前あたりからやけに食欲があったり体がとてもだるかったり妙な心地があったのね。いつもなら気づくのをなぜかすっかり忘れていた。そして整理中になると猛烈にだるさと眠気に襲われて。まぁちょうど夏休みになったからよかった。

そう、もう、なつやすみ。ここ数日のにおいがすごい。外からにおってくる、強烈なにおい。雨とかによる色んなものがまざったにおい。今日の19時過ぎに校舎から出た時には、また違ったなつのにおいがあった。なつのにおいが、さいきん、ぷんぷんぷんぷんしている。はなでかんじる、におい。はなからすいこんだにおいは、体中にいきわたる、めぐりめぐる。ぐるんぐるんしている。そしてそれが脳に刺激する。なんてことだろうか。

なつやすみに入った大学は、べつにとくにかわらない。花々は相変わらず咲いていた。先生は研究室にいた。石の話をしてもらって、久しぶりにまともに先生のそうゆう話を聞けて、少しにやけた。先生にはものを見ることを沢山教えてもらってきた。2回生のときに先生の授業をいっぺんに取って、そのおかげ。だから、それを無駄にしないようにしたいと思う。今度は自分の視覚や触覚でものとのことを考えたいと思う。

今日は昼頃から某演習の集まりをして、ふぉとしょっぷで色々試行錯誤して、ある程度完成させてと。ふぉとしょもいられもほしーいよー。うう。それで先生のトコ行って、それから学校のギャラリーでやってる友達の展覧会を見に行って。企画者側のチームがまず友達で、出品者側にも友達が数名いるってことで、どうゆう構成かとかほとんど知っていたとは言え、予想以上に楽しませてくれた。話では知ってたからこそかなー、実際の出来栄えの細かな作りの部分にとても心くすぐられた。わたしはああゆうのが大好きだ。ふつうに見る展示には飽き飽きなもので、なんともうちの学科の企画らしいものが出来たかんじではないだろか。もうちょっと丁寧さとか、まとまりがほしいかなーと思うところもあったけど、それでもまた次の本展がとっても楽しみになった。

そんで、先々週あたりからずっと制作の手伝いをしていた同じゼミのTさんの作品。それもここでの展示のためのもの。その作品を前にしたときは、改めてドッキリとした。自分の体重を、重さを、自分を感じる。自分の存在をあんな風に感じるのは、なかなかないので、その点が、わたしはあの作品のいちばん面白いと感じるところ。しかし、あれは、とても、嫌だけど。自分がとても嫌になるから。

それからTさんと喋ったり喋ったりごはん食べたり作業したりしてまた20時近くに帰ることになった。そして同じバス、電車に乗って同じスーパーで買い物をして別れる。というパターンをずっと繰り返していたから、今日Tさんと久しぶりに会い(といっても4日だけど)、とても日常性を感じた。なんだろう、ウマがあうというのかな。いや、実はあっていないのかもしれないけど。この人とはお互いに入り込むようで入り込まない壁があって、お互いそれをうまい具合に築けるのが楽なんだと思う。なんか男の人でここまでこうゆう付き合いを出来る人ってはじめてで、でも、すごーくなちゅらるなかんじでもあるから、不思議なようでぜんぜん不思議じゃない。なんなんだかなー、なにとも言えない人だなあ。



このあいだの土曜日に国立国際美術館へ「三つの個展:伊藤存×今村源×須田悦弘」を見に行ってきた。というのも、ちょうどこの日には[作者と語る]という名で伊藤存さんの話が聞けるという企画があったから。今回の展示はそれぞれの作者にそれぞれの学芸員さんがついて構成されていて、この[作者と語る]も3人それぞれにあり、担当学芸員さんと作者とで話を進めていくといったぐあい。伊藤存さんは前から気になっていて好きだったので、この日をねらって行ってきた。

これが大正解で、一時間半の中で、とても面白い話が沢山聞けた。すごい新鮮でもあったし、身近でもあったし、ああやはり作者とこんなに身近で話を聞けることってそうそうなかなかないことだから、すごく嬉しかったなあ。うんうん。とても静かにひそやかに興奮し、感動した。展示あわせてこの話はまたつぎ。ねむいんだ。



今日の写真は、3月に外苑前のお店で買って以来、大愛用中のみつばちトート。この配色は私のためにあるんじゃなかろうかと思わず勝手に思ったくらいドツボ。昨日までずっとりんごを植えていただけだったのを、昨日おもいたって6色の糸で無造作に刺しゅうを施した。はじめての刺しゅう。ずっとやってみたかった。ふと思い立って思いのままに針を入れ、抜いた。刺しゅうの方法も一通りしかしらないんだけど。たのしいな〜縫うのは。