鬼子母神の手創り市へ行った。昨日は仕事で途中から頭痛もしたりでつらくなったけれど、休日を有効に、有効になんて考え方がそもそも狂ってるのかもしれないけれど限りある時間を適正に正しく使わねばと思ってしまう生活をしている今にあたってとりあえずなるべく朝早いうちに行こうと思っていた。そんでパンやお菓子を買うんだと決めていた。
予定より遅れること一時間。まあ十時半、悪くないか。雑司ヶ谷のあたりは静かでのどかでいいなあと思うけどスーパーとかなさそうだし人通りもなさそうだから暮らすのはまたどうなんだろうと思いつつ。食品ブースを一通り見て、さて気になったお店をもう一度二度と見てまわる。ピンとこれだときたお店でパンを買い、ケーキを買う。予算の千円を飛び出す。それからぶらぶらしてわわわとピンとくるものを見つつ値段を考えてしまううちはそれはやはり違うんだろうかな。わわわわわとこれはこれはという発見にであってしまった。まあ手創り市はそう毎回くるわけじゃないしいつも買えるとはわからないわけで、そんな要素も絡むか絡まないかはもはや必要ないんだろうけれどこれはこれは出会ってしまいましたのレース編みのバレッタとブローチを購入。母の日にあげようかな。でも自分でもほしい。お店の人もなんだかいい人だったなあ。ああゆう感じの人にはあまりお目にかかったことがないような。年齢は私より上だろうにその年齢感みたいなものがあまりなくてナチュラルですんなりとしたかわいらしさのある方だったのが印象的。見ていてうっとりする作品たち。

それから歩いて東池袋の方へ行くことに。そして途中、雑司ヶ谷霊園に遭遇!ここがかあ!とぷち感動。いい風景の場所だった。野良猫もいた。猫の動きはおもしろいなあ。いいねえいいねえとにやりする。しかしあんなにほのぼのひらけた霊園なんだな。漱石もここにねむっているはずだがそれよりもここりで描かれていた場所だということが大きい。しかしKが先生を追ってきてだったか一緒にきたみたいな時だったかの描写にあった場所は今でもあるのかな?なんか上り道みたいな描写だった気がしたんだけどな。なんかここらへん都電の線路具合もよくって、ひそかにぐっときた。休日にしらないはじめての場所を歩くのはおもしろい。

なんだかんだでお金をたくさん使ってしまっている気がしてこの本を買いたいと思って本屋行って検索かけてその本を手にまでとってるのに急に気がひけてきてしまう、ということは往々にしてある。なにやってんだろ私。一人暮らしをはじめて二ヶ月。まだいまいちお金の使い方の道すじがたてられていないような。