4時半起きで6時半からの現場。こんなに早く起きたのは久しぶりかも。でも早起きしなきゃいけない時はソワソワしてるから起きるべき前から目が覚めてしまう。昼間は暖かくなるみたいだけど、朝は寒いし、脱ぎ着できる服装にする。でもフリースを会社に置いてきてる。ダウンベストでごまかす。私ははじめていく現場だが、あさいさんはすでに何回かやってるらしく作業自体もたいしたことはないので移動しながらさくさく進める。しかしなあ、この程度の物量の仕事に、こんなに人がいる必要はあるのだろうかと疑問に思ってしまうのは、いるわりにただ見てチェックするだけ、こちらの今にもこぼれ落ちる荷物等々をはこぶのを手伝ってくれるわけでもない、別にいいんだけど、なんか、しらけてしまうというか呆れてしまうというか。こちらは施工業者、職人だからやることはやるけれど、線引きされて、なあんか低く見られてるのかなあみたいなことも思ってしまう。全然構わないんだけど、なんか、変じゃない?っていう感じがしてしまって、しばらくはこうゆう男性たちでそれでも社会はまわっているのだろうなあと思ってやるせなくなってしまった。女性でも同じような人はいるだろうし、そもそも性別でどうこう言ってはいけないとも思うし、こうゆう場面に出くわすことは時々あるし、仕事は滞りなく終わり最後にお茶もくれたりするんだけど、決まり切った型で進行されているものはちょっと奇妙だ。2時間ほどで解放される。街中はまだまだ出勤する人々の姿であふれている。車中から眺めるその集団、群れは、都心の風景のなかであちこちにいくつも散らばっていて、いったいどんだけいるんだと驚いてしまう。どこに行ってもそう、何度見てもそう。会社に戻ってもまだまだ午前中がある。お昼まで作業して、荷物の発送ついでにブロンコビリーにお昼を食べに行った。小学生くらいの子供のいる家族連れが何組もいた。それはそれでなんだか良い感じがした。たらふく食べたので夜ご飯はいらないなと思った。実際にはバナナにヨーグルトをかけて食べた。帰りの車中で少しだけこっくりとして眠くなったものの、帰宅してからは特別ねむくならず、例えば毎日4時半に起きて会社も7時スタートとかだったら何かが違うんだろうかと考える。全く違う生活のような。たったそれだけのことで。聖なるズーを読み進める。髪の毛はショートヘアにしようと決めて、それで予約もしたけどやっぱり毎日ゆらぐところがある。本当にいいの?というささやきがやってくる。存在のあるゆさぶり。聞いてみようと思いながら聞いてなかった角堂真実さんの新譜「oar」をサブスクで聞いてみたら、わ、すごく良い。おおなんだこれは。最近気がつけば女性の歌声をよく聞いている。というか、以前まではあまり聞けないなとは思っている自分がいた。単純にそれは自分の好みとしてそうなっているだけだ、とは思っていたけど、でもどうなんだろう、聞けない自分がいた、興味を持とうとすることを拒んでいたかのような気もしないでもない。そうゆう気配を感じていた。女性がこわかったかもしれない、そんなような、どうだろうな。今日はK先生の誕生日なんだなと気づく。アリストロメリアは最後のふんばりでまだ咲いている。
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