出勤したけど大して仕事はなかった。こんなふうに書くのも一体何度目なんだろう。あさいさんから先週の現場で聞いた他のところの話などを聞く。もちろんみんな景気が悪いのだった。そりゃそうだ、それしかない。家を買った話、残業代込みで支払いを考えていた話、仕事用の車を買い換えた話、そういうのを聞くとうちは機械を買い換えるならこの秋以降で考えていたわけだから、まだマシなのか、と思うけど、でも使われない機械のリース代を払っていることに変わりはない。そう簡単にどんな仕事も戻ってはこない。このままいくと業界のあらゆる会社がやばいんだろうと思う。生き残るなんてできるだろうか。年末には一体どうなっているだろうか。その時にはきっと今よりもっと何かがはっきりしてくるだろう。続くのか、終わるのか。業界的にはオリンピックに期待するところも大いにあったはずだけど、それももはや希望になり得ていないと私は思うが。そんな、こんな状態でオリンピックに何かを期待したり掛けたりすること自体無理なんじゃないか。そもそも来年のその時までどれだけ持つというのか、そのこと自体が不安だ。どうなんだろうな、会社って簡単に潰れるのかな。会社がつぶれたとして私が直接的に被害を被るということはないといえばないだろう。社員にすぎないから。でもあさいさんと、あさいさん一家と関わりを持っている私がそこでなんの痛みも感じずにいられることはできないのだ。それは到底無理で、そうなってしまったら、ということを考えた時、自分の働き口がどうとかいうこと、生活をやっていけるのかということよりも、結局はそれよりも会社を失うという喪失をどう受け止め、乗り越えられるのかということが漠然と不安で怖いのだ。もちろん自分の働き口の心配もしなくちゃいけないわけだが、それはそれで考えるとつらい。お昼をはま寿司で食べた。生理前でおかしいのでがっつり甘いものが食べたくてチョコケーキを食べた。寿司は3皿くらいしか食べなくて、茶碗蒸しを初めて食べたらまあまあだった。