NHKのドラマ、「不要不急の銀河」を見てたらなんかつらくなって泣いた。芳垣さんの音が鳴ってると思ったらそれでまた泣いた。芳垣さんの音楽が見たいし聞きたい。ライブが見たい、ライブハウスに行きたい。ドラマのドキュメンタリー部分でプロデューサーの人が役者さんたちに色々と消毒やらなんやら手順を踏んで貰わなければならないことを踏まえて、前と同じようにはできないので、といったことを言っていた。ああそうだよね、そうなんだよね、その上でそれでもドラマを作るんだってことをどう実践していくかなんだよねと思うと、こないだのROVOのライブのことが思い出された。みんなそうなんだと思う。前と同じようにやりたいけど、それはもうできない、同じじゃないんだ。それをのみ込むこと、そこにある抵抗にどう踏み込んで乗り込んで手足を絡め合うのか。これからとはなんなんだろう。それを実践し、それを表現として形にしていた番組だった。芳垣さんが演奏してくれててそれがとにかく一番よかったと思う私だった。