液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない

野ブタ。をプロデュース

野ブタ。をプロデュース

第41回文藝賞受賞作品。母が買って来た。昨日寝る前に2時間程度であっという間に読んでしまった。だからおもしろかったと言うわけでもない。おもしろかったと言えばおもしろかったけど、そう素直に賞賛しておもしろかったと言う感覚ではないような。
主人公は仮面をカブって適度にクラスメイトとの交流を作っている。そこにちょっとしたことから、転校してきた小谷信太こと野ブタを、キモイと無視されるキャラから人気者キャラへと変身させるプロデュースすることとなる。主人公はそれを楽しみ、また野ブタは着実に育っていく。しかしそこで主人公には一転する出来事が起こる。
話のテンポは良いし、(笑)などが多用され、作者が21歳という年齢の近さはよく見える。し見えないような気もするし。主人公の見る目はそういえば私も軽くそんな風に見ていたのかもしれないなぁと思った。がしかし、それを継続出来なかった私としては、主人公の仮面はアホらしく思えてくる。がしかし笑いでそれはそれとした。それでも何か引っ掛かったまま終わりを迎えたのは、終わりの文章がどうにも変な気がしたからだろうか。話自体そうだが、どうもあの文章が変に上手く受け取れなかった。おもしろい、かな。でもなんかスッキリしないんだよな。


はじまりはダ・ヴィンチから

はじまりはダ・ヴィンチから

一昨日北浦和の図書館で借りてきた1冊。大宮の図書館は好みのものがない確立が高いので行かない。いやぁ北浦和の図書館いいなぁ。ざっくばらんに様々な種類の本が沢山あって!それが図書館というものか。大学の図書館は確かに芸術関連の本はびっしりある。が、本棚と本棚の間が狭いし暗いし圧迫感ありありで疲れるから探すのも疲れる。ということに気付いた。
クラシックな美術から現代アート、映像、ファッション、建築、写真、立体、デザインと様々な分野の美術家50人を独自の視点で解剖されてある。ダ・ヴィンチを、無学の男である。と書き始めている。この独自な視点というものだけでも確かにおもしろいのだけど、個人的にこの人の感覚が好きかも、と思った。文章を書くうえでの作者の感覚の言葉の連なりが実に伝わってくる。まだ数人しか読めていないのだけど、かなりおもしろい。1人1人のコンパクトにまとめられた話がまた読みやすく、とっつきやすい人ばかり載っているし、気軽に楽しく読める美術の本。まぁだから借りたんだわな・・・。これだけ様々な分野について自分の言葉で語れるのは羨ましいなぁ。この人好きだわ。言ってる事が受け入れられる。