液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない

5月3日のこと 

qyu2005-05-07

ゴールデンウィーク真っ最中、見事に晴れ。お昼前に渋谷でるびさんとケンさんと待ち合わせをして、いざNHKで行われている"渋谷DEど〜も"というイベントへ。NHKに着くと既に人がわらわら。多くを占めるが子供たち。当たり前だけど子供って自分より背が低いので沢山いると更にびっくりする。いやあなんか…不思議な人たちだよなぁ…。
さて歩いていると突如動く機械に乗った小さな人形どーもがああああ!!!どーもと一緒に走ろうとかなんとか。どーもの背中がかわいすぎる。早くもきゅんきゅん。そしてNHKの中へ〜(スタジオパークではない)中に入ると早速どーもの映像が流れていた。ああああいらしい。そして進むとどーもになろう!みたいな感じでダンボールで作られたどーも型着ぐるみ的なものが3体置かれていた。ダンボールという素朴な素材ながらもそれはどーもにとてもマッチしていて、ダンボールというのが見え見えで簡素な素材ながらそこには誰もツッコム余地がない。だって、かわいいんだもん…。いやあ、あれ、いいなあ。そして先へ先へ〜。どーもがいないところは全て素通り。そしてなんだか見覚えのある質感な空間が見えてきたなぁと思ったらそこは505スタジオだった。おお!こうやって来るとまたなんだか違うなあ。アニメのパネルとかあったり、よくわかんないことしてたりで、それはそれでまたおもしろかった。ステージに乗れてわ〜い。そしてそのままライブビート観覧の際、出演者の人が出入りするドアの先へ少しだけどきっとしながら進むと進むとそこにはどーも食堂があった。おお!本日のメイン出現です。きょうの料理のメニューなどが並ぶ中、ありました、どーもくんプレート!!メインはもちろん、どーも型ハンバーグ!!ままままさか本当にあるなんて。驚きと嬉しさでいっぱいいっぱい。どーも食堂と聞いて真っ先にぽあわ〜んと連想したのがどーも型ハンバーグだった。でもまっさかそんなの本当にあったりしないかぁ笑、なあんて思ってたら。あった。流石だNHK。3人でどーもプレートを注文。他の中身はチキンライスやエビフライやココアドッグなどにヤクルトやミニデザートが付いていて、まさしくお子様ランチみたいな感じ。席に着き、いただきます。どーもの星ぶどうなうるうる目がこちらを伺っている。同時に口のチーズが徐々に溶けてゆく。ので修正してあげたりしつつ。ハンバーグと言えばメイン料理なはずなんだが、ハッと気づけば最後の一品になっているではないかあああ。どーもがかわいいすぎて、食えないではないか…。いやまさかなんか本当にこんな気持ちになるなんて。どーもがこの目の前からいなくなってしまうのかと思うと寂しくて寂しくて。どーもー…。10分くらいは格闘した末、どーもと一心同体になるのだと唱え手をつけた。ごめんよどーも…。一時間くらいかけて完食。内30分くらいは眺めていたんじゃないかという話。それから後もNHKどーもを堪能。無料ながら相変わらず超楽しんだ。どーもシールまでくれたよ!幸せだった。


それから日比谷へ向かった。そして有楽町のビックカメラへ行ってびっちさん、りん、おにゆり、ヒトシ、まいさんと合流し、お酒を大量に買い込んでいた。しかしオーディオ機器などと隣にいあわせる多彩なお酒はおもしろい図だ。それから変な国だ!とか思いながら日比谷公園へ。
本日は今年で3回目のROVOが主催するMAN DRIVE TRANCEです。チケットは完売、当日券も発売なし。開場を待っている間に初めて会う和尚とかなり久しぶりなめろんとも合流。そして番号早い組が良席を取っておいてくれてて、抜群の見晴らしのPA前。見晴らしも良いけど、音も実に聴こえが良かった。とっても良い席だったなあ。そしてたろさんとけろさんにも久しぶりに会って、本当に久々に会う人ばかりだった!その後よーこさんも来ていつのまにかわいわいがやがや。


15時55分頃から、最初は七尾旅人。旅人を見るのは実に3年ぶり。しかしこの3年で随分知名度もあがったのでは?この3年でまた旅人の音楽は変わっていってたし、それを嫌いになったわけではないけどただそれについていこうとしていなかったのは事実。それでも結構楽しみにしていた今日。さてはてどんなことをするのか?
正直、旅人の音はもうどうでもいいなぁと思った。特に何も感じない。ただそんなんでも思わず耳を澄ましてしまうのは、やはり旅人の声があるからだ。自分の声を用いるということを止めていなくてそれだけ安心したというか嬉しかったというか。なんつうか音はもう、大衆的な音だったから。雨に撃たえばの音は完璧個人的な音だと思うの。個人的な世界、他から汚されることも壊されることもない永遠と思えるような世界。過去にも未来にも侵食されない。いやそれは嘘かもしれないけど…。それらの音たちは奇妙に思えるもの。でももうそんな音は全然ないように感じたし、それが今の旅人で当たり前なんだろうし。それは3年前だって同じな気もするし。それでも声はやっぱり旅人の最強の武器だなぁと思う。天性だろうなって思う。才能だなぁって思う。それだけは昔と繋がっているのかなって思う。ただまぁ、MCでの喋りが普通っぽくなってて、なんか、違和感を感じた。なんだかなあ。なんだろうなあ、弟の給食費とかの話の感じとかはいいんだけど、喋り方が現実的でふつうっぽくて、ちょっと。まあ結局なんだかんだでどこか旅人に幻想見てるとこがあるってことかなぁ。もうきっと羽を背負うこともないだろう。あったとしても、きっと違う。3年前に見た時点でもう違ったのだから。そうゆうものだよなあ。でもやっぱり旅人は良いな。魔法だ。


その次はPolarisポラリス見るのはきっと一年半ぶりくらいかな。坂田さんが脱退してから初めて聴く音。私はポラリスは凄く好きだ。それでもあまりライブに行っていないのはCDで満足しきれる部分が強いからかなぁとも思う。そうやってライブは数回しか見ていないにも関わらず、坂田さんの鳴らすポラリスの音の印象ってこんなにも強かったのかと思い知った。
まずオオヤさんがテンション高めで登場していてとても朗らかな気分になる。今日は曲を沢山やりたいのでこれ以降MCしませんと。ドラムはあらきゆうこさん。宮田さんは最近はずっと入っているらしい。オオヤさんの声は相変わらずよく伸びる素敵な声だった。こうゆう時本当につくづく良い声という存在を認識する。声は人を幸せにする。また、オオヤさんと宮田さんの2本のギターが鳴るというのはより世界が広がってゆく感じだった。丁寧に鮮明にキャンバスの上に色を置いていく感じ。印象派のようなイメージ。もっと言ってしまえばモネの「印象:日の出」みたいなイメージ。あぁ凄く良いなぁと思った。そして譲さんのベースも相変わらずで…。浮つく間に入り込む真っ黒くろすけの集団みたいだ…。メロディの流れみたいでうっとりしちゃう。藍色の空をした海空を背景に一本の鮮やかな血の流れがスローモーションに流れる図が見えるようだった。譲さんのベースはそんな情景を思い描くことが出来る音をぽろぽろと落としてゆく。
あらきさんの音については、全てにおいて坂田さんの音と比較している自分がいた。というか、脳内では完璧坂田さんの音が鳴っているのだった。坂田さんならこうだよなぁ、ああだよなぁとか想像しながら、見ている音はあらきさんの音。今はそうしか出来なくて当然だろうと思った。ポラリスのドラムは坂田さんの音と認識していたのだから。坂田さんの、晴れた空の下に大きな水たまりがあってそれには青空が映っていてそれをポーンと大きく長く飛び越えるようなドラム。それはポラリス以外で鳴るのだろうか?と思った。坂田さんのドラムが好きだからOrquesta Nudge! Nudge!も楽しかったけど、あの音はやっぱりポラリスの中で鳴っているからこそだったようにも思うし、そうしたらもう聴けないのかなぁと思うと切なくなった。しかしそれでもあの開場で音に乗ることが出来たのは私がそこまでポラリスに入れすぎてなかったからだろうなぁ。個人で見てるところが強いようにも思うし。もちろん一つの音楽として聴いているんだけど、それよりも個人が強いかな。
この先どうなっていくのかが気になるところだけど。新曲よかったなぁ。密かにこれが坂田さんだったらどう叩くんだろうなぁとか想像してたけど。ポラリスポラリスで進んでいる。ポラリスポラリスで楽しめたので良かった。最近はライブに行く回数も減っているから、その度に実感しちゃう。生きてて良かったなぁとか、音楽がある世の中で良かったなぁとか、当たり前で単純なことだけど、嬉しいことにいちいちそうゆうことを感じれるのだ。その時だけにしか感じれないかもしれないこと、その時だけそう感じれたら十分。


そして次はrei harakami。ハラカミさんも見るのは3年ぶりとか。3年前のライジングサン以来。その時も最後までちゃんと見てたわけじゃないんだけど、あのステージは最高だったよなぁ。見る前から割と好きという感覚があった気がするけど、それ以降も好きという気持ちは持ち続けていたのでとっても楽しみだった。
んでうわぁもうやっぱりハラカミさんは素敵すぎるね。最後のぐあんぐあんにあげあげーな曲も楽しかったけど、それよりも、それ以前の曲たちの方が繊細できれいでかわいくてとってもとても良かった。素敵すぎる。べつに私ハラカミさんちゃんと聴いたこともなくて、くるりのremixとか大好きなくらいで、特に知識も持ってなかったんだけど、ああこれだから私ハラカミさん好きなんだなぁって実感した。色使いがキレイでうっとりする気持ち。キラキラと夢の魔法使いみたいな。ディズニーランドにいそうだ。ミッキーの帽子とほうきをもって、そのままそれになってそう。あの映画何ていうんだったか…。とにかくファンタジーだ。しかし最後の曲はスゴかった。人々がどんどんぐあぐあになっていっていた。すごい。人が幸せそうだった。


珍しく(?)次のROVOまで少し時間がかかった。その間にいつのまにか皆さんが物凄い勢いで打ち解けていて凄いことになっていた。私もお酒に手を出して…。それでも次のROVOまでちゃんと聴かなくちゃ!ということのため、少しだけ。それでも自分の中身軽くふらついていたのだけど。んふふふ、でもお酒飲んでライブは確かに楽しいものですね…。特にこんな日じゃあ。
そしてROVO。もう登場だけでかっこいいです。ステージだけでかっこいいです。野音強し。6人のROVO。中西さんが抜けて初めて聴く。益子さん1人だなぁとか思ったけど、特に違和感などもなく。それで一曲目から「KNM!」という曲。んもう一曲目からそりゃあ物凄い盛り上がり。一曲目からこうくるのかと、頭にイナズマが走るような衝撃的感覚。酔いもあってもうただただ狂ってしまう…。そして以降とうとう椅子の上に立って踊り狂い始めた。景色抜群。
スゴイヨROVO!勝井さんの弾き様がいつもより大振りになっているように見えてとてもかっこよかった。大きな羽を美しく広げはばたく鳥のよう。今鳴ってるROVOの音がそのまま表されてるような。ってあたりまえか?
そしてまたツインドラムのお二方が!すごい!!いやそんなの分かってるよ分かっているけどいつも思っちゃうものはしょうがない。私はROVOってそーんなにライブをよく見てるわけじゃないんだけど(そしてCDも一枚しか持ってないし聴いてないんだけど)、中西さん抜けて、よりドラムの2人が強く前に出てきてるのかなぁと思って。多分。全体的にも部分的にも。時に自分の身体を置き去りにして脳が一点集中、ドラムの2人の遠くからでも見える腕の俊敏な動きに吸い込まれてしまう。うっとりどころじゃない。手元に釘付けになってしまうんだよなぁ。何回見ても感激する。同じツインドラムでもVincent Atmivusとはまるで違うんだもんなあ。すごいよなあ。こわいよなあ。ああなんてカッコイイんだろう。音がバキバキしている。スティックで叩かれるスネア他太鼓たちの膜は一体どんな膜をしているのだろうかと考えてしまうくらい、力強く、明確に繊細に鮮やかに竜巻のように全部を巻き込んでぐるぐると高速で回転してる。 強く張る根、太い幹、伸びる枝に茂る葉まで見事に表現しているようだった。終始、芳垣さんかっこいいー!と絶叫してた。声が出なくなるまで…。それを何回も聞いてくれたるびさんに感謝です。
しかぁし、同時に心の中で山本さん超かっこいいいーーー!と叫んでたの。山本さんのギターがすごいかっこよかった。やっぱり山本さんのギター大好きなんだなぁ〜。この感じる感覚が、大好きという範囲に入ってくるの。自分の感覚に合成され組成されていくような。時に壊れ出るバキバキ感。ガツンガツンにやられてしまうこの気持ち。とろけちゃうよ〜〜〜。うはああかっこいい。なんかマイナス100℃くらいのとこで凍らされてガツンガツンになったアイスクリームを真夏のアスファルトの上のベンチに座ってぐはーーという気持ちのもと、木のスプーンでほじくる感じ。なんかそんな猛烈感。を、山本さんのギターに感じたのだ。芳垣さんと岡部さんのツインドラムと、山本さんのギターがかなり強張った感(良い意味で)が出ててとってもスリル満点でかっこよくてかっこよくてかっこよすぎでたまらなかった!!!とろけちゃうよ〜凍っちゃうよ〜
YAEさんがさんが参加した曲はとても好きだった。意見分かれるとこかもしれないけれど、私はとても素晴らしいなぁと思った。YAEさんのヴォーカルによってROVOの音がどんどん導かれていくみたいで、音がどんどん開けてゆく情景がとても明確に感じ取れて、とにかく物凄く強い力を感じることが出来た。音が絡み付いていくのがすごく良かった。また、この時の映像が特に素晴らしかった。素晴らしいったらありゃしない。椅子の上に立って見た方がより空と映像とステージとステージの上の演奏者とお客さんとの全てを見ることが出来て、最高だった…。私昔から後ろで見るのの何が好きって、この全体像を見渡せるところが好き。お客さんが入った図がたまらなく好き。全てが一斉に成り立っている具合がたまらない。素晴らしい舞台芸術だと思ったよ。
それ以降などはもう記憶が結構飛んでいるんだけど、とにかく物凄い盛り上がった。全てが。爽快だった〜。楽しすぎた。いやもうほんとにフラフラで最後までよく身体がついていいったと思った。アンコールまでびっちりとした音だった。最後、芳垣さんが1人残っててバッグ抱えて去って行く姿が本当に素敵でした…。しかしROVOには私はあまり、もっと!という欲を感じないかも?デートコースとかだと2時間とか3時間踊ってももっと!!という欲のもと終わるけど、ROVOは物凄いスッキリ爽快で終わるのかな。あの人力の渦に巻き込まれて最後は漂流してどこか無人島に晴れやかに辿り着く感じみたいな。
それで宇宙っていう外へ向け出る感じよりも、地球の中の内の中心へ向かっている感じかなぁとか思った。巨大宇宙船ドリルでずごずご地球の中心に進んでるイメージ。もちろん宇宙というものもあるけれど、もっと泥をかきわけ進み入る感じをやはり受けたかな?地球っぽい。でも最近どのライブ見ても地球っぽいとか感じるんじゃなかったっけ・・・?あれどうだったかな・・・最近はでもそうかも・・・。でも結局どれだってそうなんじゃないかとも思うし。


とにかく楽しかった。楽しかった!!終わった後も周りのテンションは下がらず。私も声がガラガラしていた。人がいなくなったりしつつ、日比谷公園で迷子になりつつなんとか帰宅できて良かった。とてもどかんどかんとした一日でした。