液体か、涙は または水とゆめ

あなたも誰かの日記に記されているのかもしれない

qyu2005-06-27


(昨日からのつづき)


ミヒャエル・ゾーヴァはドイツ人。主に絵本や物語の挿絵を描いていて、特に1994年に出版された「ちいさなちいさな王様」という絵本の挿絵で一躍注目を集めたんだとか。そして1995年に最もすぐれた現代風刺画家に与えられるオラーフ・グールブランソン賞を受賞。オペラ魔笛の舞台美術も手掛け、そして映画アメリの美術も手がけてたとは!アメリの部屋のベッドに飾られてた絵とか、まさにゾーヴァが書いていたと。
今回の展示では様々な絵本の原画が絵本のちょっとした解説というかあらすじなどと共に飾られていた。しかしあらすじとか説明が微妙に中途半端になっているようにも思ったんだけど、どうなんだろう。でも狭いこその上手く道順が出来てる作りなどは結構嫌いじゃなかった。
主な原画のサイズはポストカードあたりくらいのサイズ。その中に一体どんな筆でどんな格好でどんな色を作り出してどんな思いで描いているのだろうかと興奮してしまう具合に、繊細で密度の高く物語性が強い絵が描かれている。影の描き方も光の描き方もとても正確で丁寧で、素晴らしいなー。波の描き方がとてもきれいでうっとりしたなあ。現れる登場人物も空間も、独特な雰囲気をぶわっと醸し出していて、見ているとその小さな画面の世界に入り込んでしまうようなのだ。なんとなく個人的なイメージとしては不思議の国のアリスみたいな。
色彩はわりと曇ったような色が多い気がするけど、その中で時にパっと眼を引く色を使うと、なんだかもうそれだけでドキっとしてまた更にその物語を膨らませるようで。特に思ったのが「エーリカ あるいは生きることの隠れた意味」という絵本での一枚。

クリスマスの準備に忙しく、そして疲れてイライラしている道行く人も、私とエーリカを見れば微笑まずに入られなかった。エーリカというピンクの大きなブタのぬいぐるみが、生きることの意味をそっと教えてくれる大人の物語。

という内容の絵本なんだけど、このブタのエーリカが私に背負われて灰色の街中にいるんだけど、ぴんく色の、鮮やかってわけじゃあないんだけど、エーリカの存在性を的確に表しているようで、とってもときめいてしまった。ひゃっとした。エーリカの話自体好きだなあ。

あと他に絵本で特に惹かれたのは魔笛。特にパパゲーノの描かれ方が!キュートでありながら、なんか可笑しくて少し怖いような気さえしてしまう。基本的にゾーヴァの描く絵はそうゆうものが多い。絵本含め、それ以外の作品でも社会を風刺している作品が数多くあって、それらはどれも和やかに鋭くて、でも悪い後味は残さないからとてもどきどきした。にぎゅああ〜って顔色をするかんじ。

ちょっと一見不思議な絵。なんとなくマグリットみたいな感じだ。そしてそれと向き合っていると、何かが見えてくる。そこに直面する。そこには何が潜んでいるんだろう。一枚一枚の絵から去ってしまうのがいちいち残念だったなー。どれもとても愛しい感じ。だからこんなに大人気なのか。

グッズ売り場も大盛況。特にポストカードはすごかったあ。でもなんか笑っちゃうっていうか奇妙というか。ほとんどが女性なんだけど、あれがかわいいとかかわいくないとかいう会話が聞こえてくる。勿論かわいいのだけど、あの絵たちがかわいいかわいくないという視点で判断され購入されという具合がなんだかおもしろいではないか。結構商業的なものの強さを感じた。でもそうゆうものだしなあ。なんかそこらへんがまたおもしろいと思った。

他には日本語に訳されてる絵本はもちろん、されてないものも売ってたし。図録はなかったんだけど、最近発売されたらしい画集が売ってた。それで迷ったんだけど、結局その画集を購入。そんなに絵は収録されてないんだけど、ゾーヴァが色々語ってたりするし、最終的な決め手は、うわあすっごいすき・・・と感動した「青いソファ」という作品が載ってたから。これはポストカードででも売ってなかったし。空、湖、緑を背景に青いソファの上、周辺に動物が集まっている。皮肉的だったりするゾーヴァの作品の中で、最後の方で出会ったこの一枚は、とても純粋な空気を感じた。ふわっと足元が浮いたようだった。とてもとても素敵だ。あー、あの並びで見た意味があったなあと思った。だからこそ感じ取れたのではないだろうか。あと、ポストカード一枚を購入。
画集はこちら


ミヒャエル・ゾーヴァの世界

ミヒャエル・ゾーヴァの世界

これの表紙絵がまさしく、3月に購入していたポストカードだったりする。ふあー、素晴らしかった!!凄く楽しくておもしろくて刺激を沢山もらった。全然上手く言葉に出来ないのがとても悔しいのだけど・・・いたしかたない・・・・・・。


見終わってから伊勢丹を少しふらふら。あ、やっぱり伊勢丹っていいな。私が馴染みあるデパートって西武と伊勢丹が主で次が高島屋とそごうって感じだから。大阪には西武も伊勢丹もないからなあ。全然店舗は違えど、なんとなくやっぱり似た雰囲気を感じて嬉しくなってしまった。
それから梅田へ行ってパン・カンテでパンを2つ購入。その後心斎橋へ行こうかと思ったけどもう疲れたのでやめて、天王寺で色々買い物。とかなんとか色々してたら家着いたのは19時半過ぎ。うわ。ちなみにパン・カンテで買った内の一つ、クロワッサンを帰りの自転車で乗りながら食べたら超美味しくってとても感動!!やっぱりパン・カンテ美味しいわー。さすがー。外側のパリっさが尋常じゃなくて、あんなクロワッサン初めて食べた。やばいです。
京都までは電車賃が中々かかるからついつい伸ばしにくくしてしまうけど、でもなんかそれもちょっとアホらしいなと思って行ってみたけど、それを否定することにはならなくって良かったー。東海道線?の新快速も大好きだなー。わーい楽しい一日でした。




今日はやけに疲れた。もうここ最近ずっと30℃あたり。今日はしかし、最高すぎた・・・。色んな友達が言ってたけど私も同じ。朝目覚めた時にやばかった。これは暑い、とても暑い。あー・・・今日はやばそうだわ・・・と思った。実際とてもやばかった・・・。もう学校着くまでで体力へろへろになりそうだった。汗っかきは、本当にあせくせ。教室へ着いたら着いたで人全然いなくて冷房ががーっと効いている中でぼーっとしちゃったらしちゃったで魂抜けちゃうし、あああ。それで午後の石膏の授業やったら、皆お疲れ。異様に疲れたなぁ・・・からだが重くてぐにゃぐにゃ。なのにこうゆう時に限って買わなきゃいけないものがあちらこちら。もうへとへとだよう〜。と家へ着いたらもう降参。床にぐでーん。だるくて寝た。ああそうか生理になったから余計にかあ。
生理だけじゃなくて、体がだるいとか重いとか疲れるとか、ああ年とっていってるんだなあってことをしみじみ感じる。なんかさみしい。


そういえば昨日、情熱大陸の来週の予告を見た。なるたんがDCPRGのライブにて、へらへらとした結構きもい顔をしていた。そんなものがCM明けに突如流れて笑うわそりゃあ。あと本当に風呂上りに驚いていた。そしてBGMには恐らくライブで撮ったと思われるハードコアピースが。さすがやるなわかってるなと思った。情熱大陸が大好きだから、菊地なるよしをどう料理するのか、というところが大いに楽しみである。



昨日のごはん
朝:寒天、トマト
昼:なし
間:クロワッサン
晩:茄子とひき肉の甘辛炒め、ほうれん草のおひたし、白米、納豆


今日のご飯
朝:寒天
昼:お弁当(昨日の残り、ほうれん草、オムレツ、パン・カンテで買ったパン)
間:スイカ
晩:茄子とトマトと豚肉のオイスターソース炒め、コールスローサラダ、白米