母がひょんなことからタダでタロット占い的なことをしてもらえるということになり、なぜか母自身のことではなく私について占いを見てきてもらったという。母いわくそれがあたりにあたっていてびびったらしい。仕事と結婚を見てもらったらしいが、まあ仕事は今のでよいということ、そして結婚に関してはまあ私自身が思い描いているところとほぼ一致していたので今の私の考え方でまあ間違っていないようだなくらいの確認納得にはなった。私がずっと逃れられない、逃れようのない理想は先生☆というのはやはり宿命的かしらん。
私としてはこうゆう人がいいってゆうよりは、こうゆう人だったら私は安心や落ち着きをもって共に暮らし、生きていけるだろうな、そうゆう人がいたらいいなみたいな感覚でいる。あまりこうゆう人!と決めつけておきたくはないところがきっとあり、あまり言葉にしないようにはしているのだけど、でもこうゆう人だと私にはいいんだろうなとは想像できるところがあり、それはやっぱりO先生みたいな人ってことなんだよなー。母によると、家みたいな人(どっしり構えててみたいなこと)で、魂から惚れられる相手みたいな人じゃないむりみたいなことを言われたらしいがそこらへん先生どんぴしゃだわー、やっぱり私の見立てはまちがってないわー。32か35というよくありそうな年に結婚できるでしょうと言われ母は安心したらしい。
しかし意外なことに、私にはみずがめ座も入っているとのこと。え、今まで考えたことなかったなー。それはなにからどうしてわかるんだろう?みずがめ座の男性は違う星の国の人として、時に魅力的に映りこむけど、やっぱりそれは違う国の人、異人さんみたいなもんだと思いこんでいるから、自分にそのみずがめがあるとはどうゆうことか。ふむー、やっぱり星座はおもしろいな。



以下、見たものについて書いていたぶん。
録画しておいたまほろ駅前番外地の最終回をようやく見た。ああ、ついに終わってしまうのかというかなしみとともに。しかし、いい最終回ってのはそんな思いをすっきりすくいとって安心してのみこむように終わってくれるものだ。ああ、よかったなー、まほろ、多田と行天。すんごいすきだった。最後にひやっとするような狂気をふくみながらも、ちゃらんとしたいつもの感じに収束させる具合とか、たまらなくよかったし、ずっとついてまわってた極力という言葉を最後にあんなふうにもってくなんて、ニクイなー。ふたりとも、まほろも、愛くるしいなーってかんじ。まほろという街の空気感が、べつにものすごく作りこんでるってわけでもないのに毎週見続けてるとじわじわ染み込んできて、現実にはない街ってわかっててもすごく手触りのある街として見えてきたのが見続けていておもしろいことだった。そんなかんじはなかなか起こらない気がするものだが。
私としては行天役の松田龍平がすごくよかった。今までなんとも思ってなかったのに、むちゃくちゃいいなこの人!とまできたもんだ。あの行天というキャラクターがすごくいいんだけど、それをぺらーっのぺーってな感じにやっちゃってる感じがたまらなくツボだった。最終回で山本浩司とのシーンがきたときはうわっさいこーだな!って感じがした。あの行天の素直に人をおちょくった子どものようなケラケラ笑いがすきだー。一緒にわらいたくなる。
なんだろうなあ、男ふたりの関係性が抜群なんだよなあ。男同士のあのかんじってやっぱり女同士とは違うし、男女でもなくて、憧れちゃうんだよなー、絶対に手に入らないものとして。多田と行天はべたべたしすぎず、どこか一線があるようで、でも互いの腹の底はわかりあってるからそれぞれのやり方を否定せず受け入れられてるかんじ。相手を自分の言うとおりにさせようとか無理強いみたいなものがないのが見ていてとても心地よかった。ふたりともそれぞれにすーんごい優しいんだよなあ、一見そんなことなさそうな風ふかしながらも。そんな微妙な具合にぐっぐっときまくるドラマだった。たのしかったなー。


塚本晋也悪夢探偵を借りてみた。公開当時なんで見に行かなかったかを考えるとたしかそのころは松田龍平をよく思ってなかったか、もしくはhitomiをか。びみょうにあまりよく覚えていない。いやしかし待てよ、私いまドラマのまほろ駅前の松田龍平(ぎょうてんのキャラクター性に松田龍平の容姿がはまっていてなにかこう憧れる感じの異性感なんだな)ちょーすきだよねと思うと、過去と現実とはなんだかちぐはぐ都合がよくなるものだ。しかし夜に塚本作品見るのはやはりこわい。そこはかとないこわさが。あのカメラワークと音とが夜に一人でみるにはこわい。純粋にこわい。ふだんホラーとか見ないけどそれにしたってこんだけこわごわさせられる映画というのはない。ぞくぞくとした、逃げられないような追いつめられていくあのかんじ。役者ででている塚本晋也がまたかっこいいなー!松田龍平は意外と出番が少ないのだけど、台詞のよさと相まった苦々しい表情がいい。人の夢のなかに入るという設定自体は目新しくないけど、それを依頼されてそれをいやだと積極的に拒否し相手を悪者扱いするみたいなくだりがなんだか新鮮だった。台詞のひとつひとつに説得力があっておもしろかったな。