この1週間はなんだかあっという間になくなったような。なんでだろう。現場がつづいて、現場出ると半日でもすっかり疲れてしまう。現場の仕事しかないみたいのは、会社立ち上げた頃と似ている。最初の頃もそうだった。現場仕事ばっかりのところから始まった。またそこに戻ったみたいだ、なんて思うのは気安いことだ。よく思い出せないけど6/30の火曜は22時からの現場、だから15時に出勤、そのまえに本屋行ってたまたま目に止まった、でも前にもどっかで目にしてた、ペク・セヒ「死にたいけどトッポッキは食べたい」を買った。紀伊國屋なのだが、本のカバーは袋に同封という形だった。うーん?現場に行く前にデニーズで夜ご飯を食べた。いつもの会社近くのデニーズ。夜は昼の店員さんたちと顔ぶれが全然変わる。現場で新しい営業さんに会い、そのうえの客の人も担当者が変わるらしく新旧のふたりで来てて、見てるだけの男性が4人になっていて相変わらずの感じだった。駅直結の真新しいビルだが、飲食店が入ってることもあり私がしゃがみこんで作業してるところにゴギブリがあらわれて、大変だった。私が。あいかわらずわたしやばい人だなと思った。みんなドン引きしてるのはわかったし、それによってなぜかますますなんでこいつら何もわからないんだよと思って自我が崩壊するのだった。あさいさんから見ると、そう見えるらしい。あんなひとまえでぼろぼろ泣けるなんてすごい能力だ、と思えるくらいたしかに自分から剥離した人格のようなものだ。この反射神経的なものは、こどものころ、中学生くらいまで雷がなるとそれだけで涙が出てきていたのとまるでおなじだと思う。体がおぼえているんだよなあ。これまでの恐怖感がすべてよみがえる。ごっそり疲れた。あさいさんは笑ってたけど。私がもうやだと言い出したときはやばいと思ったというのが笑った。殺人鬼より虫がこわい、きらい、死にそうな。そのまま水曜日はぐったり寝てた。木曜日にユーロスペースに「はちどり」を見に行った。せっかくなので会員になる。2回も見にくればもとはとれる。会員になってれば見に行くハードルがそれだけでさがる。平日の昼だがそれなりにうまってた。もちろんひと席あけた数。映画は、なぜか、あれ?というくらい自分には入ってくるものがうすかった。わかるわかる、と思う描写もあるのだが、総じてうけとめるものとしてこんなにうす味なこともそうそうないって感じで、ツイッターでは絶賛の声が多いのもあってこれはいったいどういうことかしらと思う。主人公は中学生の少女なのだが、それだけにわかる部分とまったくわからないような、自分はたどってきてない経験の部分も多く、そのことにずいぶん他人事としてしか見れなかったかもしれない。映像はよかった。集合住宅の雰囲気とか、塾やその帰り道の風景、カラオケやクラブみたいなとこに行く遊びかたみたいのも女子っぽいなあと思う。親にひどいことを言われるくだりなどは自分が重なってつらかった。親ってほんと最悪だよなあと思う。親という人たちも未熟な人にすぎない。けれどこどもに言葉をあてつけるのは絶対に違うのだと思う。映画を見合えてからモスでチキンとコーンスープをたべた。ほんとはイメフォでもう一本見ようかとも思っていたけど、都内で感染者が増えてきてるのがなんだかこわくなって電車が混まないうちに帰った。金曜日は朝から現場。早出しなきゃならなかったのにおもいっきり寝坊した。でもこうゆう時のために洋服もカバンの中身も前日に用意しておいたのだった。午前中で終えて、ブロンコビリーでお昼を食べた。なんか暑くなってきて食欲も落ちてきて、いつもより食べれない。そして体がものすごくだるい。あさいさんにマッサージしてもらったら腰、尻、太腿がまた強烈にかたくなってこっていた。すごいことだ。土曜は昼前にひとり暮らし部屋に行き、荷物の片付けをした。朝に食欲がなくコンビニ白玉とあずきをあわせたのを買って食べた。そのまま昼も食べずに15時過ぎまでやってひとまず服や本や布団などまでやりおえる。あとは台所と洗面所など。つかれる。荷物多すぎ。こわくなる。日曜、今日、どうしても疲れがとりきれてない。そのうえなんか夜更かしの癖がつきはじめてる。毎日ちょっとでも愛の不時着見るのが癒し、みたいなことになっている。主人公の2人の年齢が作中ではっきりと口に出されることはないが、30代だなってのは見た目から推察できる。でも、決してだれもがその年齢だから女だから男だからって結婚とか出産とか仕事についてわざわざケチをつけてこないというのが、すごいと思う。そんなことはこの作中でまったく問題にもなってない。そのことがまるで新鮮に感じてしまうと同時にとても心地よく気持ちよくそれでいいんだと、なにもおかしくなんかないんだと受け止められる。そのことがうれしい、って、なんか変だけど、でもそれだけ今までそんなドラマを日本で見たことがなかったってことなのかと思うと、毒されてる自分がこわいくらいだ。なんもわからん人が見たら、このドラマをおかしいとでも思うだろうか?結婚することが一律の幸せだなんてどう考えてもあり得ないことなのに、それでも人は結婚に願いや望みを託さずにいられないの?赤々舎からクラウドファンディングに参加した本が届いた。猫が早速枕にした。