朝起きた時点からだるい。生理だから。これはきついなあと思いつつ、休みたいと連絡しようか迷いつつ、こんな当日にそんなこと言ってはいけないよなあと諦める。電車に乗りながら立ちながらなんか気持ち悪い気がしてくる。気のせいだ、と思いこむ。車に乗りこんでようやくたどり着いた感。そこからの移動の約1時間、爆睡していた。それでも寝ると少しすっきりして、乗り切れそうかなと思う。9時スタートだったのが8時半くらいには着いてスタートした。少し疲れるなあとは思いながら早く終わらせて進ませて休みたいなと思っていた。けどいつになってもお昼を取る気配がない。どうやらいつの間にかお昼を取らずにやり切ることになっていたらしい。私は聞いてないけど。だんだん薬も切れてきたのか子宮らへんがズキズキしてきた。でももう体力的にもしんどくて何も言えない、喋る気力をなくしていた。私はたまにしか来ない現場だから全体の流れややり方に口出しはできない。先週の金曜の現場のことが頭にあったのもあるかもしれない。またか、と思ってしまう。私は所詮いてもいなくても同じなんだなあと思う。むしろほとんどいる意味はなくて、雑用と荷物運びのためにいるのでしかない。無駄な人工。いつまでたってもそう。ちゃんとした指示ももらえない。腕時計を見る気にすらならなかった。こうゆう時の私はどうかしてしまっているのだろうか。いつも、それもわからない。自分がどんどん失われていく。心も体も自分のものという感覚からほど遠くなっていく。誰のものかわからない、一歩的なものに支配されてしまう。かろうじて残る理性が、しかし失われていく。遠くなっていく。14時を過ぎた頃だろうか、車に荷物を全て乗せ終えたのは。もう無理だった。私ははやく死にたいとつぶやいていた。そうなってしまうともう無理なんだ。もう自分を支えられない。理性は消えた。横浜駅で下ろしてくれと言ったがそれはできない、家まで送るからと言われる。体調が悪いと思われているようだがそうではないと本当は言いたい。そうゆうことじゃないんだと。Aさんはお腹が痛いという。そうゆうの聞かされてはいお願いしますとこっちが言うとでも思ってるのかと、そうゆうところがほんと嫌いだと思う。嫌いっていうか、私はそうゆうこと言われると私が悪いんだと言われてると聞こえてしまうから、責められていると感じてしまうから、つらいのだ。私が悪いだけなのだ。わかっている。発車した車の中であっという間に言い争いのようになって私はあっという間に気がふれていた。自分で自分が一線を越えてしまうのって、わかるのだ。それこそもう何度目かのことだしな、もう10度はあるだろうか、さて。越えながら、瞬時にああ越えてしまったって冷静に判断してる自分もいる。わめき叫び泣きながら、ああ、と思うそれは、自分で自分を止められなかったという後悔とおそれだ。自分が壊れてしまう。自分を壊してしまう。今までの全部すべて築いてきたものが爆破される山のように、粉塵が視界を覆うように、私はそのなかで叫んでいる。そのまま体がなくなればいい。こっぱみじんになることを夢見ているのだから。そこから爆睡して家に着く直前のところで目覚めて車を降りた。寝て起きて頭痛がするような気がする。昨日からずっとそうだった。頭痛薬を飲んでも飲んでも治ってるのか治ってないのかもわからない。母からの連絡はすべて無視したままだ。これだから2月は嫌いなんだ。最悪なんだ。大嫌いだ。