写美で山城知佳子「リフレーミング」展とても面白かった。映像作品がほとんどで作品同士の音の干渉が最初気になったけど山城さんの作品だからそこは互いに影響しあっておかしくはならないようだ。大きいスクリーン作品は最近見るといつも爆音なのが好き。音がすごいんだ。感覚が狂うくらい。

会場レイアウトもよかった。地階は映像作品置くとその都度変わる感じするけど布地での仕切りや誘導が作品全体とマッチしてて。 新作「リフレーミング」であれこの人の顔知ってるな?と思ったら川口隆夫さんだった。おおすばらしい身体、さすが、鍾乳洞のなかをぬめる妖艶さもすごい。相性の良さか。

山城さんの作品はどこか異世界へ入り込むようで、マルチスクリーンでサイズでかいと余計に大きな世界を感じるけれどほとんどは限られた小さな面積の沖縄で撮られた作品なのだと思うと自分は日常で一体何を見ているんだろうと思う。