9時に選挙投票行って10時からBTSのPTDライブもっかい見て13時過ぎに「DUNE/デューン 砂の惑星」見に行ってさらに「最後の決闘裁判」を見た。デューンハビエル・バルデムがベタな感じだけどやはり好きで最後の決闘裁判はつらくて痛くて仕方なく、最後の決闘はただただ愚かで見てられないとさえ思った。

「最後の決闘裁判」、映画としてよくできてるとは思うんだけどこれをとてもよかった作品としてあげることはできないかなって思う。なんかうーんだってなあ、見るのキツいってところも沢山あった。これ見れないって人も沢山いるでしょと思った。その作品を褒め称えることはできないよなあと思う。

でもまあ見れる人は見て良いんだろうと思うわけでもあり。この映画が時間の経過とともにレンズを絞っていくようにしてくっきりはっきり物事のおかしさの点の数々を明らかに示していくのも、見てもわからん人にはわからんのだろうなとは思った。それくらいには歪んだ世界が広がっている。

デューンの硬質で静謐な空間はブレードランナー2049と通じていて私はあの冷たそうな感じ、そしてそこに強く差す光、という描写がとても好きだし心地よさを感じていると思う。熱と冷え。メッセージもまあそうか。

大声で好きとは言わないけどひっそり好きだとは抱えていたい。作品自体は大きな世界だけれど、なんかまあほんとそうゆう大きさで抑え込もうとはしてこないところが良いんだろうな。

帰宅してちょうど20時、TBSラジオの選挙特番をいくらか聞いた。維新が議席増やしてるのに驚き、しかし大阪で人気となるのも、それはそれでわからないとは言えないのかなとも思う。私は嫌だけど。不安にはなる。でも共産と立憲でそこまで議席が取れるわけでもないのかなとは思っていたし、Twitterで見てる世界はすごく狭い限られた世界なのも理解はしているし、それよりもっと大きな多様な偏りある安定した世界があるわけで、自民党議席が沢山あることには驚かない、驚かないつもりだったけど、でもやっぱり全国地図でそれを目の当たりにすると、なんでこんなことになるんだろうと口に出してしまいもする。それは自分が知らないからだとも思う。日本という国でさえわからないでいる。